根管治療の自費化~三方良しを実現する歯科業界の次の時流~

2021年06月23日 (水)

コラムテーマ:
根幹治療

根管治療の自費化~三方良しを実現する歯科業界の次の時流~

皆様、こんにちは。
船井総合研究所の榎本 徹也です。

今回は、
「患者さん視点」「ドクター視点」「歯科医院視点(経営)」で、
なぜ根管治療を自費化するべきなのかその意義ご紹介をします。

根管治療は、歯科医院で患者さんの治療をするうえで避けては通れない治療です。
しかし、来院回数や麻酔を使用した治療となるため患者さんへの負担もおおきく、
歯科医院としても保険点数が余り高くありません。

一方で、
患者さんのためには歯科医師は本気で向き合って治療をしなければいけません。
結果、保険で行う根管治療は、
患者さん・歯科医師・歯科医院全てがwin-winになることは難しいのが、
多くの歯科医院で抱えている悩みかと思います。

そんな根管治療治療の自費化は、
デンタルIQが向上し、『予防』が根付きつつある日本社会において、
質の高い治療を提供する歯科医院として
他院と差別化を図るための時流に今後なると予測しています。

※臨床知識、技術、治療設備が一定基準にあることは必須です。

【患者さん良し】——————————————
ポイント
・1回の処置に時間をかけてるくれるので、来院回数が少なくて済む
・いつ治療が終了するのかが分かりやすい
・治療の成功確率が高まり安心できる
・抜歯などの怖い思いをせずに大切な自分の歯を残すことができる
・口腔内への健康意識(デンタルIQ)が向上する

詳細
根管治療を自費化することによって、ドクターが時間をかけて1人の患者さんを診れるようになるため、保険よりも少ない回数で治療を終えることができます。根管治療を保険で行う場合は約5~8回の来院が必要なのに対して、仕事や家庭などで忙しい患者さんにとっては来院頻度が少なく済むことは圧倒的な魅力です。なぜなら、保険の根管治療を受ける患者さんが必ず感じる「何とかスケジュール調整をして歯科医院に何回も行かなければいけないストレス」と「いつ治るのか分からない不安」が解消されるからです。
さらに、「歯を失うのは怖い」と思っている患者さんなら、歯を残せる確立が少しでも高まる治療は価値のあるものになります。

【ドクター良し】——————————————
ポイント
・CTによる診断や、ラバーダム・NiTiファイル・MTAなどの良い器具が使用できる
・1回の処置に集中して治療ができる
・患者さんのデンタルIQを上げることに貢献できる

詳細
患者さんのことを本気で考えて少しでの質の高い治療を提供したいというは、歯科医師の皆様が考えていることかと思います。
保険内で根管治療をする場合、保険点数が1回の処置で500点程度になり、MTAやニッケルチタンファイルなどを使用すると利益がほとんど残らなくなってしまいます。そのため、売上と患者さんとの間でジレンマを感じることが多くあったかと思いますが、自費化をすれば利益が残るためこのようなジレンマを感じず、時間をかけて質の高い治療を提供することができるようになります。
また、ドクターから虫歯の怖さや歯を失ってしまうことによるリスクなどデンタルIQを上げるような話を治療の前後でできるのも魅力です。

【歯科医院良し】——————————————
ポイント
・ドクターの時間あたりの生産性が向上する
・根管治療と補綴物がセットで自費となるため売上が伸びる
・しっかりとした治療をしてくれるという評判が地域の中で広まる
・マイクロスコープの導入と積極的な活用により、向上心のある新人ドクターが集まるようになる

詳細
根管治療の自費化は、歯科医院経営においての収益性・社会性・教育性をさらに高める施策になります。
今まで保険診療だったものを自費でできるためドクターの生産性は向上し、補綴物も自費となるため売上の向上に寄与します。
また、丁寧なカウンセリングと治療により一人ひとりの患者さんとより真剣に向き合うことができるので社会性が高まり、患者さんから信頼を厚くなって地域で選ばれる歯科医院になります。
そして、根管治療に力をいれているというのは、診療技術を身に着けて行きたいと考えている新人ドクターにとっては、理想的な環境の1つです。

最後に、根管治療の取り組みについて、
より詳細に知りたい方は無料経営相談にてお伝え致します。
お気軽にお問合せください。

<無料経営相談>
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-dental/inquiry

最後までお読みいただきありがとうございました。

【執筆者:船井総合研究所 榎本】

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榎本徹也

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