歯科医院の開業 採用編 ブログ版

2023年04月21日 (金)

コラムテーマ:
開業

【歯科新規開業】最初だから「採用」で押さえておきたい3つのポイント

歯科開業においては、優秀なスタッフを採用することが成功への鍵となります。開業時だからこそできる採用戦略として、①立地、②勤務時間、③給与という3つの差別化ポイントがあります。①立地という点では、アクセスのしやすさが求められますが、昨今では患者様よりも従業員にとってのアクセスが良いことが経営上重要であるとされています。②勤務時間という点では、18時~19時に退勤できるような勤務時間設定が従業員にとっては働きやすい環境であるとされています。確かに、経営者の視点からすると勤務時間(診療時間)を長めることで、早期に黒字化し、借り入れを早期に返したいものであると考えられます。しかし、従業員が働きやすい環境を整備することで、求人として目に入る機会も増加すると考えられるため、採用戦略を加味して診療時間を設定することも重要であると言えます。③給与という点では、相場よりも1.1倍~1.3倍程度になっていることが理想とされています。

また、オープニング効果とは、新規開業時に地域の注目を集めることができる効果を指します。立地等の条件はありますが、現在においても存在するとされています。しかし、オープニング時に勤務している従業員は離職する可能性が高いため、付き合い方については別途考慮する必要があると言えます。

最後に、採用から開業までの流れを説明させていただきます。人材採用は、開業の4~5ヵ月前から始めることが良いとされています。その後、開業の1ヵ月~1ヵ月半前から勤務を開始し、徐々に経験を積んでいくことが理想とされています。

以上が歯科新規開業における採用戦略の概略です。開業における採用の考え方はダウンロード限定小冊子でもご紹介しておりますので、是非一度お読みいただけますと幸いです。

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下記URLよりご確認ください。
https://dental.funaisoken.co.jp/opening-download/

◾️この記事を書いたコンサルタント

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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