歯科医院のブランディング方法

2021年06月04日 (金)

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歯科医院のブランディング方法

皆様、こんにちは。
船井総合研究所の松谷直樹です。

本日は歯科医院のブランディングというテーマで述べます。
ブランディングといいますと様々な定義があるかと思いますが、本稿では「診療圏内において自院が最もよい認知がなされていること」とさせていただきます。

では、「診療圏において自院が最もよい認知」を得るためには何と言えるでしょうか?
結論から申し上げますと、「自院のファン患者を1名でも多く増やす」ということになります。

「ファン患者」の特徴として下記のような内容があげられます。
■当院を知り合いに紹介してくれる
■その患者さんは院長・スタッフのことが好きである
■遠くからでも時間とお金をかけて来院してくれる
■メンテナンスに何年も継続して通ってくれる
■なんでも言うことを聞いてくれる
■自費診療を選択される

皆さまの医院におかれましても上記に該当する患者さんが頭に浮かぶことかと思います。
こういった患者さんは先生の医院がいかに素晴らしい医院かということを家族や知人、友人に自主的にお話されます。
そのことで診療圏内の医院のよい認知が高まります。
つまり医院がブランディングされるということになります。
しかし、全ての患者さんが上記に当てはまるかとどうかというと必ずしもそうではないと思います。

例えば下記のような患者さんもいらっしゃると思います。
■キャンセル・無断キャンセルをされる
■院長・スタッフの話をあまり聞いてくれない
■定期健診に応じていただけない
■痛みがある時には通院いただけるが、そうでないときには来院されない
■患者さんを紹介をいただけることはない
こういった患者様は医院のファン患者ではないと言えます。
場合によっては、医院に対して不満に思われている可能性もあり、悪い認知が広まってしまう可能性もあります。
つまり診療圏内に悪い認知を広めてしまう可能性があります。

では、ファン患者を増やし、よいブランディングを作り上げていくためには何が重要なのでしょうか?

ポイントは2点あります。
1点目は「医院の方針をお伝えし、患者さんに理解いただくこと」です。
患者さんが歯科医院に求める内容は人それぞれ異なります。すべての患者さんの要望に対応することは難しいと言えます。
まず、医院の考え方を患者さんに伝え、理解し、納得いただいて、通院いただくことがファン患者につながる第一歩と言えます。
具体的には下記のような内容を伝えることが重要です。
■キャンセルポリシー 
■治療中断のリスク
■メンテナンスの重要性
■治療の進め方

2点目は「『他院ではなくこの医院でないとだめだ』と思ってもらえる何かを持つこと」です。
つまり、患者さんが他院ではなく、当院に通っていただく理由を作る、ということになります。
具体的には下記のような内容が重要となります。
■コミュニケーションの量
■他院とは一味違うおもてなし
■技術力を高める
■情報発信量の差別化
■従業員自身が自分が行きたい医院か

明日来院される患者さんにファン患者と言える方が何名いるのか、1名でもファンになってもらうためにどのような取り組みができるのか、そういったことを考え、取り組む医院が地域内でのブランディングを高められると思います。

【執筆者:船井総合研究所 松谷直樹】

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この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

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