「新しい食育戦略!予防矯正との組み合わせで最大のシナジー効果を生ませる」

2020年07月27日 (月)

コラムテーマ:
患者様を増やす 矯正市場について 予防矯正

皆様、こんにちは。
株式会社船井総合研究所 歯科医院コンサルティングチームの山本喜久です。

今回は、歯科医院で始める食育の戦略についてお伝えさせていただきます。

皆様は、食育と聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか。
「矯正治療をやっているが、そもそもの食育から教えることで歯並びは改善されるのでは」
「小さいころから歯科医院に通ってもらうことで、患者の囲い込みができるのでは」
「分かりやすく食育のことを伝えることができたら…」

これまで全国の医院様のお話を聞く中でこのような思いを幾度も聞いてきました。

実際に、今まで多くの歯科医院が食育に取り組まれてきましたが、
医院経営の柱になるようなビックリ事例は数えるほどしかなく
またその事例を自院の落とし込むことは難しいというのが現状です。

一方で、食育領域は歯科医院との相性が良く
かつ他院が取り組んでいない大きな差別化ポイントとして
注目され続けている分野でもあります。

ここで食育分野の課題を整理すると
①コンテンツの担保
②属人性の高さ
③不安定な収益性
の3つが挙げられます。

これらの課題を解決する食育モデルのポイントは3つあります。

①誰でも実践できる内容に絞ったコンテンツ

今まで食育にかかわってきたスタッフに一任したコンテンツでは、属人性が高く経営面からみると不安定さがあります。そこで、専門的な知識の集約をするのではなく誰でも理解しやすい患者様が求めている内容に絞ったコンテンツが必要になります。

②来院から毎月の指導まで一連の仕組みを構築

患者様が来院して初めてのカウンセリングから毎月の指導内容を仕組み化することによって、誰かに依存しない医院システムを構築することができます。カウンセリングスライドと指導スライドの作りこみとロープレが鍵となってきます。また、仕組み化をしているので、よりカウンセリング力を上げるためのPDCAサイクルを回すことができます。

③サブスクリプション型(月額制)の収益が生まれる

患者様には、自費治療のように成約すると料金を払っていただくのではなく、月額費用をいただいて歯科医院に通っていただくことで、継続性のある収益構造を実現します。そのために、患者様に歯科医院を「子どもの子育てを聞く場所」「子どもの生活習慣を指導してくれる場所」として認識していただく必要があります。

このポイントを押さえることで、これまで医院に落とし込むことが難しかった食育分野を
どの医院でも取り組むことができます。

また、今歯科業界では「予防矯正」という分野が注目されてきております。
この分野に関しては、度々このコラムでもお伝えしてきたところです。

今回お伝えした新しい食育のカタチは、予防矯正の適齢期(5歳~)に繋げることも
可能なモデルとなっております。
予防矯正モデルと新食育モデルの融合こそが
今歯科医院が取るべき戦略だと考えております。

新しい食育を導入し、
地域の小児の健やかな成長に一層寄与すること、
今の歯科市場を襲う荒波を乗り越えることを、
皆様と共に推進できればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【執筆者:山本 喜久】

同じテーマで記事を探す

この記事を書いたコンサルタント

歯科コンサルタントチーム

プロフィール詳細

ページのトップへ戻る