やる気のある歯科衛生士を採用するためには?
- コラムテーマ:
- マネジメント(採用 教育)
平成26年度の新卒歯科衛生士の求人倍率は約17倍。
全国歯科衛生士教育協議会の調査開始以来、過去最高の求人倍率です。
このような売り手市場の歯科衛生士採用市場の中で、
ここ1週間、岡山県、千葉県、鹿児島県など、各地域のクライアントから、
新卒の歯科衛生士を採用(厳密には内定)できたとの報告をいただいております。
上記のクライアントに共通しているのは、
「就職活動が本格化する夏前から採用活動に積極的に動いていた」、
いわゆる、事前準備がしっかりできていたということが挙げられます。
国家試験が終わる3月にも、
採用が大きく動く時期ではあります。
専門学校でも、国家試験が終了するまで、
就職活動を推奨されていない学校もあります。
ただ、国試が終わるまで一切就職活動をしていない学生と、
それまでに積極的に動いている学生の層では、
明らかに意識の高さが変わってきます。
やる気のある意欲的な歯科衛生士を採用したいのであれば、
いかに早い時期からアプローチをかけていけるかが重要です。
「今の歯科衛生士はやる気がない」と、
愚痴をこぼされる院長先生もいらっしゃいますが、
どの時代でも優秀な層は一定数いますし、
そこに出会うための動きをしていないケースが見受けられます。
地域によって適切な時期が異なりますので、
就職活動の時期は最低限抑えておいていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
◾️この記事を書いたコンサルタント
歯科コンサルタントチーム
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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