「今後求められる「次世代型予防歯科」とは?」

皆さん、こんにちは。
船井総研歯科コンサルティングチームの松谷直樹です。
メールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
本日は私がメルマガの担当をさせていただきます。
仕事柄様々な歯科医院のホームページを拝見させていただくことが
多いのですが、現代の歯科医院のホームページには
必ず掲載されているキーワードがあります。
それは「当院では予防歯科を行っています」というキーワードです。
「予防歯科」が診療メニューにない歯科医院は
ないといってよいのではないかと思います。
実際に日本人の口腔内の残存歯数は増加しており、
(平成23年における80歳~84歳の残存歯数は12.2本と増加傾向。厚労省調べ)
12歳児のう蝕本数は減少し続けています。
(平成25年における12歳児のう蝕本数は1.05本と減少傾向。文科省調べ)
このことは歯科医院が予防歯科を実践していることの
結果の一つの表れとしてみることができると思います。
一方でこのようなお話を耳にすることがあります。
「定期健診に通院しているがむし歯ができた」というお話です。
これは予防歯科を行う歯科医院が増加すればするほど
起こりえるお話であります。
このことは患者様に予防歯科の選択をし直すきっかけになる可能性があると思っています。
この話は個別の事象ですが、マクロ的な動きを見れば
今後、保険メンテナンスの厳格化が進み、
メンテナンスの自費化が進む可能性があります。
そうなった場合に、患者負担が大きく増加する可能性がありますので、
患者様の行動として考えられるのは、
よりクオリティの高い予防歯科を行う歯科医院を
比較検討し、シビアに選ぶという行動
に結びついていくのはないかと思います。
「本当に自分にとって適切な予防歯科を提供してくれる医院」
「本当にむし歯にならないようにしてくれる医院」
を比較検討し、選ぶという時代がくるのではないかと思います。
従って、歯科医院側も単に歯科衛生士さんに3か月に1回、45分の
スケーリングを実施してお終いという時代から
・必要なリスク管理検査を実施し
・口腔内リスクに対する適切なアドバイスを行い、
・スケーリング、SRPの技術を高め
・ホームケアで必要な物品の推奨と使用法を提供する
といった「次世代型予防歯科」といった歯科医院が
求められる時代になると予測しています。
「次世代型予防歯科」の考え方につきましては
下記より小冊子のダウンロードも可能ですので
ご興味ある方はご参照くださいませ。
https://funai-dental.com/yobou/
【執筆者:松谷 直樹】

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