診療報酬新設項目「歯周病重症化予防治療」をどのように自院に組み入れるか？

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船井総研の岡崎晃平です。

今回は「診療報酬改定」についてお伝え致します。

先日、2020年診療報酬改定情報が公示されました。

本改定は2016年、18年改定と比較しても「大きなトピックがない」という評判ですが、部分的にみると「歯周病重症化予防治療」の新設、歯科疾患管理料の「長期管理加算」の新設、「口腔機能管理」の推進が盛り込まれており、弊社としては国の方向性がより明確になったと感じています。

新設された「歯周病重症化予防治療」や「歯管」については、下記コラムにまとまっておりますのでぜひご覧ください。

<新設された歯周病重症化予防治療は結局何点くらいになるの？を専門コンサルタントが解説！>

<歯科疾患管理料（歯管）が変更に！2020年診療報酬改定情報>

コラム内でも記載させて頂きましたが、2016年から歯科診療における保険制度は大きな変化していると感じています。

「か強診」から始まり、カリエス予防（エナメル質初期う蝕管理加算：Ce）やペリオ予防（歯周病安定期治療：SPT2）が新設され、これまでは保険制度上ではタッチできなかった予防分野に対しても、厚生労働省は「重症化予防」という言葉を使い、導入を推進しています。

更には、口腔機能に関しても、様々な管理料や加算対象項目が増えていることも印象的です。

更には、足元では金銀パラジウム合金の高騰により、補綴治療の中でパラジウムを選択した段階で赤字になってしまう・・・といったことへも対応が必要と感じている先生方もいらっしゃるかと思います。

パラジウムの高騰についてはコロナウィルスの影響で、価格の変化が発生することも予想されますので、様々な動きがあることかと思いますが、4月のタイミング以外でのルール変更も示唆されていますので、引き続き要チェック項目です。

船井総研では歯科部門設立20年を迎えますが、これまでは自由診療の活性化や集患方法についてコンサルティングを行ってきましたが、2018年からは保険診療、訪問診療にも積極的に推進してきており、様々な成功事例が出ています。

そのような中で、弊社では「診療報酬改定」について解説するセミナーを初開催します。本セミナーはただの「解説」ではなく、コンサルティング会社らしく、実践的で、効果的な内容をお伝えするセミナーになります。

※現状はリアル会場での開催ですが、今後コロナウィルスの影響によってはオンラインでの開催も検討しております。

＜診療報酬改定セミナー“実践編”　2020年6月14日（日）13～16時＞

また、3月26日には、コロナウィルスの影響で歯科医師会や保険医協会の改定解説講座を受けることができなかった方を対象に、診療報酬改定プレセミナーを無料で開催いたします。※こちらは改定について「解説のみ」のセミナーとなります。また、オンライン開催となります。

＜診療報酬改定プレセミナー“解説編”　2020年3月26日（木）13~14時＞

ぜひご都合の良い方はご参加頂ければ幸いです！

コロナウィルスの影響で、様々な対応が求められるタイミングではありますが、皆様の診療・経営の軸はブラさずに、終息した際に更なる飛躍ができるように準備を怠らずに、前向きに過ごして頂ければと思います。

【執筆者：岡崎晃平】

「弊社主催セミナー・研究会の開催方法に関して」

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、臨時的な措置として、２０２０年３月２日（月）から同年３月３１日（火）までに開催される当社のセミナー・研究会について、録画等によるウェブ開催へ移行させていただきます。

対象のセミナー・研究会にお申込みをいただいているお客様に対しては担当者から順次、電話・メール等により、閲覧方法等につきご案内をさせていただきます。

また、２０２０年４月１日（水）以降に開催されるセミナー・研究会につきましては方針が決まり次第、改めてご連絡をさせていただきます。

なお、本ご連絡に関するお問い合わせについては、各セミナー・研究会の担当者までお願い申し上げます。

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