【重要】差別化の8要素である○○を高め、同時に『時流適応』となる歯科の取り組みとは

皆さまこんにちは。
船井総合研究所の伊藤崇でございます。
いつもメールマガジンをお読みいただき、
誠にありがとうございます。

今回は表題の内容についてレポートをさせていただきます。

リーマンショック以降、一時期7,000円代まで下落した日経平均株価は、新型コロナウイルス感染症拡大防止施策として主要都市での緊急事態宣言を発出しながらも、日銀による金融緩和政策から本日(2021/02/26)において28,966円となり、約4倍となりました。
「明日の株価、1年後の株価、10年後の株価を見誤ることなく予測ができるか」という問いは、投資により資産を620億ドル(約6兆4360億円:長者番付世界一時点:2007年)まで増大させたウォーレン・バフェットですらも困難である中で、唯一「未来」を読むことができる指標があります。

それは、「人口構造」です。

かのピーター・ドラッカーも、「人口、年齢、雇用、教育、所得など人口構造にかかわる変化ほど明白なものはない。見誤りようがない。予測が容易である。リードタイムまで明らかである」(『イノベーションと起業家精神』著者:ピーター・ドラッカー、ダイヤモンド社)と述べている通りです。
このメールマガジンをお読みいただいている先生の診療室では、患者さんにおける人口構造は開業時と比べていかがでしょうか。多くの医院様で「高齢者が増えた。」とのご意見かと存じます。

『Life Shift』(著者:リンダ・グラットン&アンドリュー・スコット、東洋経済新報社)によると2007年生まれの日本人の約半数は107歳まで生きると予測されておりますが、この予想は現在の医療技術からの予測のため、今後更なる医学進歩などから予測は前倒しになるという見解もあります。また、『未来の年表』(著者:河合雅司、講談社現代新書)によると
・2020年、女性の半数が50歳を超える
・2024年、全国民の3人に1人が65歳以上になる
・2026年、高齢者の5人に1人が認知症患者となる
・2030年、団塊世代の高齢化から、東京郊外にも過疎が広がる
と記してあり、超高齢化社会はもう目の前の問題にまで迫ってきている状態です。

高齢化の推移と将来設計
出典: 平成30年版高齢社会白書

 

平均寿命の推移と将来推移
出典: 平成30年版高齢社会白書

つまり、明確に見えている未来は“高齢化社会の急加速”であり、歯科医院経営を高齢化対応することが「時流適応」となります。では、この時流適応=高齢化社会への対応と関連する、表題に記した「差別化の8要素である○○」とは何か。

答えは、「ブランド」です。差別化8要素の中で、「立地」「規模」と同じく、容易に変えられない要素である「ブランド」を高齢化対応という時流適応をすることで向上させられる理由はなぜか。
*差別化8要素と歯科医院経営の解説は、こちらからお目通しください。
https://dental.funaisoken.co.jp/888-2/

その理由は、「自分の健康と笑顔を最期まで支えてくれる、通い続けたい(通うことが誇りの)場所」として認知される歯科医院づくりに寄与するためです。
つまり、この「これから歳をとっても、私の健康を最後まで支えてくれる歯医者」になるために、多くの先生から「訪問歯科診療の参入と拡大」に対するお問合せを、近年急激にいただくようになりました。
訪問診療は、歯科医院のブランド向上からファンを創造する高い社会性を付与する取り組みです。「うちの歯科医院に通っている患者さんを、最期のワンスプーンまで責任を持ち面倒を見る」という信念の表れであり、近年では多くの先生から「私がインプラントオペを行った患者さんの予後を、最後まで診ていきたい」と、訪問診療を始めた理由をお聞きするようになりました。

 

高齢化社会に求められる歯科医院像

しかしながら、ここで大きな問題があります。
それは、「外来診療と訪問診療とで、様々な違いがあるため、参入障壁が高い点」です。
・訪問診療をはじめるために、何が必要?必要な書類は?何から始めれば良いの?
・訪問診療をはじめるために、今のスタッフをどう教育すれば良い?
・訪問診療をはじめるために、患者さんはどのように集めれば良い?
・介護保険とは?
・外来患者さんから訪問診療の依頼を受けたが、どうすれば良い?
・ケアマネージャーさん?介護施設ってどんな種類と違いがある?
多くの先生から、このようなご質問を頂戴します。

また、特に先生方からのお問合せが多い「介護保険とは?」について、今年4月には3年に一度の「介護報酬改定」があります。そのため、余計に参入障壁を高く感じてしまう先生が多いと聞き及びます。

冒頭部分で記したピーター・ドラッカーの著書の続きにはこう記されています。
「人口構造の変化が実りあるイノベーションの機会となるのは、既存の企業や社会的機関の多くが、それを無視するからである。人口構造の変化は起こらないもの、あるいは急速には起こらないものとの仮定にしがみついているからである」(『イノベーションと起業家精神』著者:ピーター・ドラッカー、ダイヤモンド社)

そのため、これらのご質問に簡潔かつ必要十分な回答をお届けすべく、
「2021介護報酬改定対応・訪問歯科オンラインセミナー」と題したセミナーを企画しました。

目の前に迫った超高齢化社会への対応と、今以上に支持され愛され続けるブランド歯科医院として、これを期に訪問診療のはじめ方を習得、今後の展開を検討いただければ幸いです。
宜しくお願い申し上げます。

2021介護報酬改定対応・訪問歯科オンラインセミナー

~2021年の介護報酬改定の内容をふまえ、訪問歯科におけるポイントをどこよりもわかりやすく解説!~

【日時開催場所】
2021/03/21(日)10:00~12:00
2021/04/25(日)10:00~12:00
オンラインPCがあればどこでも受講可能

【お申込み方法】
下記URLよりお申し込みいただけます。
※こちらのセミナーはWEBからのお申し込みとなっております。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/070793

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