【差別化の8要素】歯科医院の魅力をどう分析するか?

2019年02月12日 (火)

コラムテーマ:
差別化の8要素

皆さん、こんにちは。
船井総合研究所歯科コンサルティンググループの岡﨑晃平です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
成熟した昨今の歯科業界において、永く歯科医院 経営をおこなっていくには、
相応の戦略が必要なのは、皆様もご承知のことかと思います。
今回は、経営戦略を考えるにあたって重要な「差別化の8要素」についてお話したいと思います。
この差別化の8要素は、我々歯科医院専門コンサルタント以外にも、
多種多様な業界のコンサルティングに携わるコンサルタントも必ず戦略を立てる上で、大切にしている考え方です。
【差別化の8要素】
1.立地
2.規模(チェア台数)
3.ブランド・ストアロイヤリティ
4.商品力(治療科目・治療技術)
5.価格
6.接遇力(接客力)
7.販促力(情報発信力)
8.固定客化力(メインテナンス・継続率・キャンセル率)
 
上記は、「差別化の8要素」を歯科業界に落とし込んだものです。
 
そして順番は重要度も表しています。
「1~3を戦略的差別化(=すぐに変えられない要素)」
「4~8を戦術的差別化(=企業努力で変えられる要素)」
と呼んでいます。
■歯科医院を開業する場合・・・
新規開業の場合、1~3の要素を徹底的に検討することが大事です。
1.立地
2.規模
3.ストアロイヤリティ(=ブランドコンセプト)
この3つの中で、特に1と2の「立地」と「規模」は外してはならない要素で、
開業後の患者数の立ち上がりや、その後の順調な患者数増は見込めなくなります。
※競合状況によって、この1と2の評価は変わります。
開業候補の立地周辺の人口、年齢別人口分布、競合医院の数、競合医院の診療内容、スタッフ数、敷地面積などを事前に確認し、開業準備をすることが、重要です。
■歯科医院を開業後は?
残りの5つの要素を磨いていくことになります。
4.商品力(治療科目・治療技術)
→自院でできる治療の幅をあげる、治療の質を上げる
5.価格
→定期的に価格の見直しを実施する。※妥当性のあるものか?、競合優位性のあるものか?など
6.接遇力(接客力)
→歯科医院はスタッフさん一人ひとりの接遇により、患者さんが気持ちよく通えるか、また地域の中でのブランド確立にも影響します。
7.販促力(情報発信力)
→患者さんにとって、伝えるべき情報を発信できているか、またわかりやすい情報発信ができているかも重要です。
→これは、院内(オフライン)・院外(オンライン)の両軸で検討する必要があります。
8.固定客化力(メインテナンス・継続率・キャンセル率)
→定期検診に何名通っていただいているのか、メインテナンス率(リコール率)はどれくらいか、
→キャンセルは多くないかなど、8つ目の要素はいまや歯科業界での重要度は非常に上がっています。
 
今回は差別化の8要素について、歯科業界にあてはめた場合のお話でした。
自院がこの「差別化の8要素」で、どこが優れているか、どこが今後努力が必要かを考えてみてはいかがでしょうか。
ぜひ差別化の8要素を使って、今いちどクリニックの魅力を再発見してみていただければと思います。
 

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この記事を書いたコンサルタント

岡崎 晃平

プロフィール詳細

山形県出身。船井総研に入社以来、メディカルチームに配属され歯科医院を中心に、皮膚科・耳鼻咽喉科などのプロジェクトに携わる。
現在は、新規開業から医院活性化まで、幅広い経験と知識で多くの院長先生方より支持を受けている。
日々、“どんな時代になっても持続可能な歯科医院を創る”というコンサルティングモットーのもと、全国各地の歯科医院を行脚する、メディカルチーム有望の若手である。

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