速報・2021年の介護報酬改定をふまえたマーケティング成功事例について

皆さんこんにちは。
船井総合研究所の若木です。

今回のメルマガでは先日ブログでも触れさせていただいた表題の内容について、補足を加えながらレポートをさせて頂きます。

前回のメールマガジンにおいても、ご報告させていただきました、本年の介護報酬改定についてですが、歯科に関する変更点が概ね出揃ってまいりました。最も大きな点としては、『施設系サービスにおける口腔衛生管理体制加算(口腔衛生管理に関する施設での計画作成および歯科医院からの助言、30単位×入居者数)の廃止』、『口腔衛生管理加算(施設における月2回以上の口腔衛生管理を評価、従来は90単位×実施人数)の内容変更および(Ⅱ)110単位の新設』で、その他項目としては下記になります。

施設系サービス

・経口維持加算について、継続的な経口維持に関する取組を進める観点から、原則6月とする算定期間の要件を廃止

居宅、居住系サービス

・居宅療養管理指導の点数変更 1、2は増点。3は減点。

・口腔・栄養スクリーニング加算の新設

通所系サービス

・口腔機能向上加算において(Ⅱ)が新設
・口腔・栄養スクリーニング加算の新設

単位数としては大きくないものの、利用開始時およびその後半年に一回の口腔内のスクリーニング実施を評価する口腔・栄養スクリーニング加算はおもしろいと思っています。理由としては、訪問歯科集患のKPIといえる歯科健診について、これまで施設利用者や入居者の健康管理の視点(口腔衛生管理、誤嚥性肺炎リスクや口腔機能低下の早期発見及び予防)で、利用開始時、その後半年に一度の健診実施を提案していたところ、これを行うことで加算算定というメリットも付加されるためです。単位数をふまえると、ここはあくまで、医療的な意義や実施の有効性ありきで、評価もついてきたという捉え方、訴求が、特に既存の訪問先施設での増患、関係性強化に有効なのではと考えています。実際には、加算というよりも、口腔内の健康維持による誤嚥性肺炎リスク減、入院減、施設における居室の稼働率向上、という点の方が実利が大きいですね。

そして、表題のマーケティングの成功事例ですが、ずばり前段で触れた、『口腔衛生管理加算』の提案から、近隣の老人福祉施設より50名の訪問依頼を頂戴した事例になります。50名ですので、歯科訪問診療料2で効率的に診ていく前提で月2回の口腔ケアを実施することで、レセプトあたり1,738点の想定、つまり869,000円~/月の継続的な増収が想定されます。施設には既存の協力関係にある歯科医院がいましたが、人員の問題から依頼を断っていたそうで、そこに介護報酬改定による単位数の増加見込み、医院からのニュースレター送付がきっかけとなり、問い合わせ、依頼を受けることになりました。他にも、この加算算定に関する問い合わせは複数のクライアントさんで受けている報告がありますので、最も注目すべき改定箇所といえます。

このように、報酬改定の内容はいち早くキャッチアップし施策を打つことが先行者利益につながります。その際、改定内容は多岐にわたるため、歯科医院の関係する必要な箇所を端的におさえていくことが効率的です。ご都合がよろしければ下記セミナーもご活用ください。

2021介護報酬改定対応・訪問歯科オンラインセミナー

2021年3月21日(日)10:00~12:00

2021年4月25日(日)10:00~12:00

2021年の介護報酬改定の内容をふまえ、訪問歯科におけるポイントをどこよりもわかりやすく解説いたします。

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/070793

以上、

拝読いただきまして、誠にありがとうございました。

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