【2017/12/13速報】院内感染予防基準が新設予定・外来環対策/ハンドピース等の滅菌・感染対策体制を本気で整備する時代になりました

2017年12月13日 (水)

コラムテーマ:
その他
皆さんこんにちは。
船井総合研究所の歯科チームです。
 
新聞各社で報酬改定記事が活発になってきましたね。
日経新聞では安倍首相と麻生財務相が与党との最終調整に入ったとあり、
毎日新聞などでは外来環未提出の場合、さらに院内感染予防における施設基準の届け出がないと減算となるようです。
また、外来環自体も25点から下がるみたいですね。
簡単に図示すると下図のようになります。
外来環と院内感染予防における点数イメージ

【外来環と院内感染予防における点数イメージ】

 

すでにご周知かと思いますが、
ハンドピースなどの滅菌処理について感染対策が十分ではないのではないかと統計データが出回り、
それに対して国民の理解を求めるような国の動きになります。
すでに外来環を設置されている場合は問題ありませんですが、
院内感染予防に関する具体的基準はこれから議論されるようです。

 
これに関して結論的には、
設備投資にもしっかりと資金を回せるような準備を今後していくことが必要であり、その為には利益を経営者としてしっかりと出していくことが求められます。
また、その利益を出すためには当然、昨今から言われている「生産性」が非常に大事になってくる訳で、その為の人財採用やその後の教育・定着にもしっかりと投資していける医院が上手く大成していける運びとなるでしょう。
歯科医師は診療業務に加え、経営業としてもマーケティング・マネジメントとマルチタスクで行うことが求められ難しいと思います。
そして後者は本業でないので、そこに余力が無い場合はコンサルタントなどプロの力を借りると、本業もより充実してくるのではないかと弊社では考えています。
 

話は戻り、
その他にも、本日更新されました中医協を読み解いていきますと、
かかりつけ歯科医機能の評価があり、やはり増算して活性化させていくようです。
他にも医科などを観ていますと、緩和ケアや認知症対応など最も医療費が食われる部分を是正したい意図が読めます。
 
加えて、ICT普及による訪看ステーションの活性化や、(今後、医科歯科と順に、デジタルシフトする必要を求められるでしょう)来年から始まる公認心理師の活躍も期待されています。
いずれも中心にあるのは地域包括における多職種連携です。
それだけは突発的なITなど技術では解決できませんし、そしてその形成には時間がかかるものです。だから今から準備していく必要があり、弊社でもFDIなどを通じて訪問参入に力を注いでおります。
 
またFacebookなどでも小さい話は執筆していければと思いますので、
引き続きどうぞよろしくお願いします。

◾️この記事を書いたコンサルタント

歯科コンサルタントチーム

プロフィール詳細

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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