新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策|歯科医院経営者の皆様へ

2020年03月16日 (月)

コラムテーマ:
コロナ対策

はじめに

皆さま、こんにちは。
船井総合研究所 歯科医院経営コンサルティングチームの齋藤真緒(サイトウ マオ)でございます。

今回は全国各地で問題になっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、歯科医院で対策していただきたいことを解説します。4月9日に厚生労働省から「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染防止のため、歯科医院で緊急性の少ない治療は延期を考慮すること」について要請がありました。

※厚生労働省の歯科医院における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の通達に関する記事はこちら
https://medical.jiji.com/news/30633

そして歯科医師会においても新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策について、この4月6日以降に通知頻度が増しています。

※歯科医師会の歯科医院における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の通達各種
https://www.jda.or.jp/dentist/coronavirus/

こういった通達などを受けて、歯科医院を経営される皆様におかれましては
「診療所もしめなきゃいけないの?」
「スタッフが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかったらどうしたらいいの?」
「休業している間のスタッフの給料は?」
「こういった有事の際は、いくら現預金があれば足りるの?」
といったお悩みを抱える方も増えているかと思います。

ですので、歯科医院における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として注力していただきたい4つのことについて列挙しました。

①徹底した感染症対策
②患者様に対する情報発信
③診療体制の変更
④労務対策

①徹底した感染症対策

まず①についてです。これは医療機関として大原則の対策です。
下記の対策を改めて徹底していただきたいと思います。

【普段から行っている感染防止対策】
・手袋、紙コップなどディスポーザブル(使い捨て)
・マスクの着用
・コントラ、タービンといった削る器具は、患者様ごとに滅菌消毒して交換
・患者様ごとに診療台や操作ボタンなどを清拭
・オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を使った滅菌
・使用後の器具は次亜塩素酸水で洗浄
・消毒洗浄した器具は個包装し滅菌
・空気清浄機を設置
・口腔外バキュームの設置
・待合室にあるイスやソファの清拭

【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により行っている特別な感染防止対策】
・定期的な院内の換気
・医院の入口にアルコール消毒液を設置
・医療機関向け空気清浄機の設置
・ドアノブ、手すりなど清拭
・受付もマスクを着用(ご了承ください)
・スタッフの手洗い回数の増加

②患者様に対する情報発信

次に②の患者様への情報発信です。上記のように、感染症対策をしていることを「自院のHP」「問診票」「医院内で掲示」にて発信しましょう。既存患者様にとっては自分が通っている歯科医院がしっかりと有事に対応しているという姿勢がみられることで安心感を得られます。また、新規患者様(このような状況でも歯科医院に通う必要がある方はいらっしゃいます)にとっては、今まで以上に慎重に歯科医院を選択されますので、そのアピールとしてもコロナウイルス感染症(COVID-19)対策に関するHP上での情報発信は欠かせません。情報発信の具体的な内容については、下記のコロナウイルス感染症(COVID-19)対策資料に掲載がありますので、ご覧ください。

★★歯科医院の新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策の詳細はこちらから~無料小冊子~★★
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-dental/dltext.html

③診療体制の変更

そして歯科医院における診療体制の変更です。

・可能な限り業者の方の出入りをお断りする
・自費カウンセリングを行う場合は、オンライン会議ツール(Zoom、LINE、Wherebyなど)にて実施すること
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でキャンセルとなったアポイント枠は、できるだけ埋められるようにLINE@などを活用して埋めるようにする
・空きアポを活用して、スタッフさんにカウンセリングの練習をしてもらう
⇒船井総研では、webでカウンセリングを学ぶことができるTCアカデミーがあります。空いた時間を有効活用していただきたと思います。

★★TCアカデミーの詳細はこちら★★
https://dental.funaisoken.co.jp/wp-content/lp/tc_academy/

④労務対策

さらに歯科医院で働くスタッフさんへの配慮(労務対策)です。様々なシーンが想定されますが詳しくは、下記の厚生労働省のQ&Aをご覧ください。

※厚生労働省のQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00007.html

大切なことは法的に休業時の給与を支払うべきか否かではなく、スタッフさんと十分に話し合い協力し合い、スタッフさんが安心して休業・休暇出来る労働環境や体制を整備することです。

歯科医院様においては、メンテナンス患者様数の減少等から、使用者の判断に基づき歯科医院を休業させる場合も検討されると思います。この場合は、休業手当を支払う必要があると考えられます。そして休業手当を実施するにあたって、雇用調整助成金の活用を検討していただきたいです。それぞれ、下記の通りにまとめております。

【休業手当】
休業期間中の休業手当(平均賃金の100分の60以上)

【雇用調整助成金】

雇用調整助成金とは、経済上の理由により事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、労働者に対して一時的に休業等々を行った場合の休業手当や賃金を一部助成する助成金です。今回、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、雇用調整助成金の特例を追加実施されることとなりました。条件を満たせば、休業時の休業手当の一部を助成出来るので、是非ご活用ください。

※雇用調整助成金について詳しくは下記をご覧ください。また、助成金の申請には各種手続きが必要です。この申請については社労士の方に依頼していただくとよろしいと思います。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html

さらに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をうけて、スタッフさんのテレワークを検討される場合もあります。その場合は、下記の助成金もございますので、ご検討ください。
詳しくは下記の小冊子に記載がありますので、ご覧ください。

【テレワークなどでの機材導入】
https://www.ryutsuu.biz/images/2020/03/20200303kourousho.jpg

最後に~船井流 時流適応を~

これまでを振り返ると、約10年スパンで「阪神淡路大震災」「ITバブル」「リーマンショック」「東日本大震災」という形で日本や世界に経済ショックが起きています。今回の新型コロナウイルス(COVID-19)も、東日本大震災以来の震災・経済ショックであります。加えて全国・世界規模の影響があるということで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響はより強力に経済にインパクトを与えると考えられます。

しかし、このような時代だからこそ、原理原則に立ち返って思考・行動することが大切です。時流を読み取りそれに合わせて、プラス発想で行動していただきたいのです。変化に翻弄されるのではなく、流れで捉えて、歯科医院の経営の舵取りをしていきましょう。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策や経営に関するご相談がある方は、無料経営相談も受け付けています。
★★無料経営相談★★
https://dental.funaisoken.co.jp/free/

★★歯科医院の新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策の詳細はこちらから~無料小冊子~★★
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-dental/dltext.html

 

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