<点数検証!>前歯CAD/CAM冠は実際に収益が出るの?検証してみました。

2020年09月13日 (日)

コラムテーマ:
診療報酬 CAD/CAM

船井総研 歯科コンサルティングチーム 眞野でございます。

 

中医協(中央社会保険医療協議会)より発表があり、9月より保険適応されました【前歯のCAD/CAM冠】に関する追加情報と共に、マーケティング時流について書かせていただきます。

 

改めて、新設されました前歯CAD/CAM冠の点数を精査いたします。

 

前歯部CAD/CAM冠(材料区分Ⅳ):2,662点

・・・歯冠形成(生活歯)796点+技術料1,200点+材料料576点+装着90点

レジン前装冠(金銀パラジウム):2,850点

・・・歯冠形成(生活歯)796点+技術料1,174点+材料料835点+装着45点

 

上記のように、2020年7月の随時改定で点数増加された材料料の影響もあり、既存のレジン前装冠が188点高い状態であります。

従って、先生方にとっては技工料(金属代やブロック代含む)に1,900円以上の差が出なければ、利益を減少させてしまうと言えます。

 

しかしながら、考慮いただきたいのが随時改定の内容です。

 

四半期(3ヶ月)に一度改定される当該点数は、次回は10月に試行されます。

変動の激しい貴金属の市場価格によって材料料が変わってくるものであり、告示価格を基準に決まるのですが、10月に向けては7月基準の2,662円/gから2,450円/g引き下がる見込みとのことです。

 

すなわち、上記にある835点の材料料が点数減少するはずであり、合計点数差であった188点が縮まると言えるのです。

 

前歯部のCAD/CAM冠は、9月時点ではクラレノリタケデンタル社のブロックが流通しにくい状況より、多くの先生方が様子見をしているところかと思います。

10月に入り滞りが解消されてきた際には、先にあります通り点数差が小さいことも鑑みて、適用を本格化させていってほしいと思います。

 

 

そこで多くの先生が気にされるのは自費補綴の減少に関する心配のはずです。

 

この点は、カウンセリングを強化することで「白か否か」「メタルフリーか否か」の選択ではなく「プラークコントロールのし易さ」「二次カリエスリスクのヘッジ」といったポイントを的確に伝えられるよう準備をしていくべきかと思います。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

【執筆者:眞野泰一】

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