歯初診(ししょしん)とは?気になる平成30年診療報酬改定

2018年05月28日 (月)

コラムテーマ:
診療報酬改定・保険改正

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【診療報酬改定を解説】2022年の診療報酬改定のポイントを徹底解説!

 

診療報酬改定のたびに、新しい言葉が生まれて消え、生まれては消え、
この数年の変化についていくのがやっと・・・という先生方もいるのではないでしょうか。
 
 
今回はご質問の多いワードの1つである「歯初診(ししょしん)」についてです。
 
 
◎歯初診(ししょしん)とは
 
歯科医院における院内感染防止を推進するために平成30年診療報酬改定から設立させた施設基準の1つです。
 
 
 

 
 
★申請書類です↓↓
歯初診1
 
歯初診2
 
 
この施設基準を受けることで、初診料・再診料が増点になります。
※旧外来環を施設基準を受けていない歯科医院の場合
 

旧外来環の認定を受けている歯科医院の場合には話が変わってきます。
 
 
旧外来環認定の歯科医院に関しては、
今回の歯初診と新外来環の申請が必要となります。
 
 
 
★新外来環の申請書類↓↓
 
外来環
 
 
 
今回の改定においては、この歯初診・外来環が複雑になっております。
混乱している先生方も多いかと思いますが、
シンプルに言えるのは「上記の2点は頑張ってでも認定を受けていただきたい!」
ということです。
 
以前のブログでもお伝えしましたが、
平成30年改定では厚労省は「歯初診+外来環」を持った歯科医院をスタンダートにした、
診療報酬に組み替えています。
 
これは「外来環をとったら増点」⇒「外来環(+歯初診)をとっていないと減点」ということからもわかるかと思います。
 
 
この他にも「か強診」や「歯援診」などへの変化にも対応する必要があります。
少し手間がかかるものが多いと思いますが、
とにかく早く申請を済ませたもの勝ちです。
 
また、「歯初診」と「外来環」の有効期限は、
平成30年9月30日迄となりますので、皆さん、お早めのご準備を。
 
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◾️この記事を書いたコンサルタント

岡崎 晃平

プロフィール詳細

山形県出身。船井総研に入社以来、メディカルチームに配属され歯科医院を中心に、皮膚科・耳鼻咽喉科などのプロジェクトに携わる。
現在は、新規開業から医院活性化まで、幅広い経験と知識で多くの院長先生方より支持を受けている。
日々、“どんな時代になっても持続可能な歯科医院を創る”というコンサルティングモットーのもと、全国各地の歯科医院を行脚する、メディカルチーム有望の若手である。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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