経営改善の優先順位を考える
- コラムテーマ:
- 院外マーケティング
皆さま、こんにちは。
船井総合研究所の歯科コンサルティングチームでございます。
本日は「歯科医院の経営改善施策における優先順位」についてお話させていただきます。
より良い歯科医院を創る為には当然、【現状の改善】が必要になります。
しかし、よほど成熟した医院様でない限り、悩みの種はあちこちにあるため、
まずは何から手を受けたらよいのかわからないという医院様も多いのではないでしょうか。
今回は これだけは外せない という優先順位の基本についてお伝えさせていただきます。
まず、施策の優先順位を付ける前に、施策の分類を行う必要がございます。
我々コンサルティングチームの方で最も大きな分類分けで施策は下記の3つに分けられます。
①新患(集患)対策⇒集客を行い
②リコール・キャンセル対策
③自費率アップ対策
具体的に言いますと、
①集客を行い、
②固定客化を行い、
③収益を伸ばす
という内容です。
しかし、実は我々の推奨する施策の優先順位は①⇒②⇒③という単純なものではございません。
歯科医院コンサルティングチームでは
行うべき改善の順番は②⇒①⇒③としております。
理由は単純で、
【どれだけ人が来ても、キャンセルがあったり、リコールに繋がらなければ、結局医院の抱えるストックの患者様にはなりえない】
からです。
まずは新患を受け入れられる体制を整え、新患をファン患者へ変える力のある医院になることが必要です。
この力が無い中で新患を獲得するのは、穴が開いている容器に水を入れるようなもので、
結局医院に安定して通っていただける患者様は増えません。
各施策の効果を最大化させるためには、
正しい優先順位をもって施策を行っていきましょう。
今回のお話はもちろん一般論で、
各医院様の経営状況によって、優先順位大きく変動するものでございます。
何から手を付けたらよいのか。。。という医院様はお気軽にご相談下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
船井総合研究所 歯科コンサルティングチーム
◾️この記事を書いたコンサルタント
歯科コンサルタントチーム
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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