歯科医院経営ブログ・2015年歯科業界予測(1)

2015年02月17日 (火)

コラムテーマ:
時流予測

皆様、こんにちは。

船井総研の松谷直樹です。

遅ればせながら、2015年の歯科業界の動向と対策を考えてみたいと思います。

1. 設備投資の活発化とその活用法がポイントになる

私のご支援先では、設備投資をしたいという話が毎日コンサルティングのテーマになります。

特に、マイクロスコープ、セレックに代表されるCAD/CAM、クラスBの滅菌設備、CTレントゲンなどは毎日のように話になります。

全てではありませんが、実際に何らかの機器を購入することが殆どです。

今年もこの傾向は続き、多くの医院が上記のような機器を購入されることになると思います。
大切なのは、購入した機器をどのように使うか、実際に診療に活かすにはどうしたらよいかということです。

例えば、マイクロスコープを活かし方は色々ありますが、一つは自費診療への取組みが必要になるでしょう。

そうすると補綴カウンセリングシステムの見直しや根管治療の自費メニューを考えるという行動が考えられます。また、セレック等を導入するのであれば、補綴のメニュー組み、料金設定自体を再考するという必要がでてくるでしょう。

このように設備をどのように活かすかという視点を持つことが大切になってくると思います。

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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