歯科医院経営ブログ・歯周病を強化することが自費の補綴につながる

2014年10月28日 (火)

コラムテーマ:
院内マーケティング

船井総研歯科医院経営コンサルタントチームの松谷直樹です。


補綴カウンセリングを強化することが自費を強化する方法ではありません。


ある医院では歯周病のカウンセリングを位相差顕微鏡や口腔内写真を使って行っています。


なぜカリエス治療前に歯周病治療を行うのかといったことをしっかりと伝えていきます。


そうすることで患者さんの口腔内に対する意識が高まります。


結果として、根充後にカウンセリングを行うと自費を選択する確率が高まります。


この医院では特に補綴カウンセリングの内容や説明の仕方を変えたわけではありません。


歯周病治療の重要性を理解することで、患者さん自身が自分の口腔内に対する意識が高まり、補綴物も自分自身でよいものを入れた方がよいと選択されるのだと思います。


このようなカウンセリンが患者志向のカウンセリング、患者メリットのカウンセリングだと思います。

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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