新人スタッフに意識させるべき「3つの管理」

2024年02月07日　（水）

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メルマガをお読みいただきありがとうございます。船井総研シニアコンサルタントの佐藤大輝です。

年始になると次のようなお声をよく聞きます。
「4月になると新人が入ってくるのですが、何を教えれば良いですか？」
これは臨床以外の話であり、新人スタッフがどの職種であってもご質問いただきます。

新人スタッフに初めに教えるべき内容は、医院理念、院長・理事長の考え方、院内ルール、社会人としてのマナー、報連相、電話対応、接遇・・・など
多岐にわたると思います。

中でも私がどの医院でも言える内容としてお伝えすることが、「3つの管理」です。今回は、新人スタッフに意識させるべき必須の考え方として、この3つの管理についてお伝えします。

１）時間管理
まず1点目が、時間管理です。「1時間の浪費をなんとも思わない人は、人生の価値をまだ発見してはいない」という言葉がありますが、組織で動くことに慣れていない新人スタッフは時間への意識が足りないことがほとんどです。一定の時間ごとに患者さんのアポイントを管理している歯科医院にとって、この意識のズレは致命的です。
そのため例えば、
・業務内容の洗い出し
・優先順位付け
・今日1日、明日1日の内容の整理
・時間内にどこまで達成するか？の目標決め
といった視点・考え方を付けさせる必要があります。

２）金銭管理
2点目は、金銭管理です。ここでは個人の金銭管理ではなく、組織の金銭管理、つまり原価や人件費などの経費といったコストに対する意識管理となります。
金銭管理が出来ていないと、医院のお金をどんどん使う（または、自身の売上が低いことを棚に上げて給与アップを行うなど）事になりかねません。
そのため例えば、
・売上に対する給与の比率
・時間当たりの売上
・利益をどのようなことに使っているか
といった考え方などは新人スタッフに落とし込むと良いでしょう。

３）体調管理
最後に、体調管理です。これは当たり前の要素でしょう。
新人スタッフ個人には、
・睡眠
・食事
・運動
といった基礎的な体調管理を任せ、
医院としては、「メンタル面」を中心に
・個人面談
・業務量の調整
などを行うことが重要です。

ここまで簡単ながら、新人スタッフに意識させるべき「3つの管理」についてお伝えいたしました。
本メルマガの内容以外でも、社会人意識を向上させたい！挨拶・態度など基礎的な接遇レベルを満たしてほしい！など、より詳しく実践的に学ばせたい方は、『春の歯科医院新人スタッフ研修』へのご参加をお勧めします。
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