ヒト・モノ・カネから考える|売上が上がらない歯科医院の末路

2021年10月15日 (金)

コラムテーマ:
院内マーケティング

皆さま、こんにちは。
株式会社船井総合研究所の佐藤大輝(さとうだいき)と申します。

本日は、売上を上げ続けないと歯科医院はどうなるか?ということについて考えていきます。
本題に入る前に少し脱線しますが、、
経営資源の3要素『ヒト・モノ・カネ』という言葉を聞いたことがありますでしょうか。

・経営資源の3要素『ヒト・モノ・カネ』
企業が経営をするうえで活用する資源を、ヒト・モノ・カネという3つの要素に大別した考え方のことです。
それぞれ具体的に解説しますと、、

・ヒト
ヒトとは、人材のこと。
歯科医院で言えば、歯科医師、衛生士、助手・受付、技工士等です。
これらの人材がそれぞれ能力を有し、職務を遂行することで成果が生まれます。

・モノ
モノとは、人が扱うモノのこと。
歯科医院で言えば、ユニットやCTなどの設備機器、診療を行う上での材料など、そして診療サービスそのものモノと言えます。

・カネ
カネとは、資金のこと。
資金は企業経営の上で「血液」となります。資金が絶えることは倒産を意味します。
資金は診療を行うことで売上(利益)を上げることで調達するか、金融機関からの借り入れで調達するかにより、財務状況も変わってくるため、しっかりと計画立てる必要があります。

・ヒト・モノ・カネの循環
ヒトがモノを扱うことで、新たなカネを生み出すのです。
そして生まれたカネは、ヒト・モノに再分配します。
● ヒトならば、賃金アップ・教育費・人材採用費などに投資をする
● モノならば、設備機器の新調、新しい診療サービスの付加などに投資をする
これらを経て、ヒト・モノの資源がさらに増えていき、新たなカネが生まれる、という循環ができます。

・ヒト・モノ・カネから考える売上が上がらない医院の末路
さて、話は戻りますが、、
売上が上がり続けないと歯科医院はどうなるのでしょう。

答えは、他の歯科医院から『淘汰される』可能性が高くなる、です。
これは、歯科医院だけでなく他の一般企業にも当てはまります。

なぜ淘汰されるか?
それは、
「売上が上がらないと新たにヒト・モノに投資が出来なくなり、中長期的に見ると他院よりも医院の魅力が劣ることで、人材離れ・患者離れを引き起こし、売上減にさえ繋がるから」
です。

つまり、
● スタッフとって、魅力ある職場だと感じてもらい長く働いてもらうためにも
● 患者にとって、魅力ある医院だと感じてもらい長く通ってもらうためにも
● 借金に依存しすぎない財務状況にするためにも
● 他院に淘汰されないためにも
売上を上げ続ける必要があります。

・売上が上がらない医院の対策
では売上がなかなか上がらない医院は、どうすれば良いのか?
自院に合った、オーダーメイドの『情報』を得ることが最速最短の対策になるのでは、と思います。

船井総研では、1時間無料の個別相談を行っております。
まずは先生の医院のお困りごとを聴かせてくだされば、どんな優先順位で何をすべきか?をオーダーメイドの情報として提供します。
まずはご相談をお待ちしております。

個別相談のお申込フォーム

ここまでお読みいただきありがとうございました。

船井総研 佐藤

◾️この記事を書いたコンサルタント

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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