歯科医院のスタッフマネジメントにおける質問

2008年02月09日 (土)

コラムテーマ:
マネジメント(採用 教育)

こんばんは。
株式会社船井総合研究所 歯科医院 経営コンサルタントの松谷直樹です。
顧問先や経営相談でよく質問されるBEST3に入るのが、
「スタッフさんにどうやって自分の考えを伝えたら理解してもらえるのかわからない。」
「どうやったらレベルアップするのでしょうか?」といったことです。
こんなことを言うとコンサルタントとして怒られそうですが、これはすぐに解決できるものではなく、
「何度も同じことを言い続ける」ことが正解ですよ、答えています。
「一度行っただけで理解してもらえた、というのではなく、何度も同じ事を言い続けて、いつも意識させる
ことが大事なんです。」
とお伝えしています。
最近このような本を読みました。

ハンバーガーの教訓―消費者の欲求を考える意味 (角川oneテーマ21)/原田 泳幸
¥720
Amazon.co.jp

マクドナルドの社長の原田泳幸さんが書かれた本です。
驚いたのは、これたけの大企業でも、このようなことを書かれているのが印象的でした。
「一度、理屈を話しただけで、現場における一人ひとりの動きまで変わってくるものではないので、


変化がはっきりしたかたちになるまで言い続けるしかないのである。」(66ページ)
企業、業種にかかわらず、人材育成のポイントは変わらないということですね。
私は船井総研という会社に勤めていますが、社長の小山がいつも話しているのは「しつけ、マナー」
これを完璧にすることが大事だというのです。
社長の話を全社員が聞く機会は月2回あるのですが、毎月といっていいほど聞きます。
改めて、意識をしなおす機会になっています。
 

 

 

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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