ある医院さんの事例(7)
- コラムテーマ:
- マネジメント(採用 教育)
こんばんは。
株式会社船井総合研究所 歯科医院 経営コンサルタントの松谷直樹 です。
金曜は川崎、土曜は千葉、日曜は東京の2泊3日の出張でした。
東京から大阪の帰りは新幹線が大雨により徐行運転をしていたようで、あわてて、羽田空港に行き、関西空港経由で帰ってくることができました・・・。
先日の続きです。
アンケートも無事取得し、ミーティングでスタッフさんに配布されたそうで、モチベーションアップにつながったという、報告を受けた後です。
この医院では、毎年、衛生士の募集を行っていたが、中々新卒の衛生士が募集できていなかったようです。
先生「何か衛生士の獲得方法はないでしょうか」
私「衛生士学校に送る資料は、募集要項以外に何か出されていますか?」
先生「いえ、特に何も送っていませんね。」
私「学生さんに対しても、医院の特徴を上手に伝えないとなかなか、面接にすら来てもらえないものです。募集要項のほかにこの3点を同封するようにお願いできませんか。
①現在のスタッフの手書きの感想文(できればその学校の出身の方がよい)
②スタッフ全員の集合写真、医院の風景写真、仕事風景
③医院パンフレット(ホームページアドレスは必ず掲載)
この3点を同封しましょう。
するとどうでしょうか。
次年度は11名の応募があり、2名の新人採用に成功することができました。
他の方法としては、院長先生もしくはベテランスタッフさんと一緒に、2年目の衛生士さんに、出身学校に行っていただき、先生にあいさつし、その程度成長したか、どのような教育カリキュラムが整っているかを説明することも有効です。
衛生士学校の先生の頭の中は、自校の学生には、きちんとしたところに就職して欲しいと思っているでしょうから、その心理を活用することが大事です。
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◾️この記事を書いたコンサルタント
松谷 直樹
売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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