「歯周病治療の自費化は必要??」
- コラムテーマ:
- 自費診療 (増患 集患)
いつもコンサルタントコラムをお読みいただきありがとうございます。
歯科医院経営コンサルティングチームの出口です。
“歯科における自費治療”が世間でも一般化したいま、「歯周病治療の自費かは必要か??」というテーマについてお話しできればと思います。
結論から申しますと、
・予防型歯科医院を目指される方
・DHがやりがいをもって活躍できる環境をつくっていきたい方
・DHの採用・離職に頭を悩ませたくない方
上記の項目が当てはまる方にとっては、タイミングは遅かれ早かれ、「歯周病治療の自費化」は必要だと考えています。
なぜ、必要なのでしょうか??それは今後の歯科医院経営におけるキーワードはたったの二つであり、そのキーワードとは切っても切り離せない関係にあるからです。
今後の歯科医院経営の中で、最も重要になるキーワードは“DH採用”と“生産性の向上”です。これからますます激化していくDH採用の領域では、“採用条件での一番化”と“DHのやりがい創出”が並行できない医院では、まったくDHを採用できない時代がやってくることも容易に考えられます。
しかし、“採用条件の一番化”を行うためには、一定以上の利益を収める必要があり、その手段としての“生産性の向上”が急ピッチで必要とされています。
“生産性の向上”というのは大きく2つの視点に分解できます。
①DR生産性の向上
②DH生産性の向上
この2つの視点です。
今回のコラムでは②についてお話しますが、結論、DHの生産性を上げるためには
(1)SPT2/メンテナンス短縮/効率化
(2)歯周病の自費化
このどちらか・もしくは両方に取り組むしかありません。
そう考えた際に、「歯周病の自費化」というテーマは予防型経営を目指される経営者様には避けては通れないテーマにこれから3年かけてなっていくのではないかと考えています。
お読みいただきありがとうございました。
◾️この記事を書いたコンサルタント
出口 清
法政大学経営学部経営戦略学科卒業。
在学中は「ランチェスター戦略・マーケティングリサーチ」などを専攻。
入社以降、医療・歯科業界を中心として"マネジメント×採用"といったテーマを得意としている。
モットーは「PLに見える人財採用」
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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