予防矯正導入の4ステップ

2020年04月27日 (月)

コラムテーマ:
予防矯正

皆様、こんにちは。
株式会社船井総合研究所 歯科医院コンサルティングチームの真下凌(マシモ リョウ)でございます。

今回は「予防矯正」を院内に導入していく際に、どのような手順で進めていけばスムーズに導入できるのかといった点についてお話させていただきます。

予防矯正を導入し成約が出始めるまでには大きく分けて4つのステップに分けられます。
①予防矯正を始める準備を整える
②予防矯正についての知識の習得
③患者さんへのアプローチ
④アクティビティの実施
こちらについて詳しく解説いたします。

①予防矯正を始める準備を整える

予防矯正を導入していくにあたり、まずは以下の点を確認しましょう。
・筋機能装置、1期矯正装置を取り扱えるかどうか。
予防矯正では、筋機能装置や1期矯正装置を用いて治療を行います。もしこちらの装置を扱ったことがない場合は、まずはセミナーにご参加いただき装置の使用方法などを学びましょう。
・アクティビティルームがあるかどうか。
予防矯正では、歯並びが悪くなる根本原因であるお子様のお口のクセを改善するアクティビティを行います。このアクティビティを行うスペースが院内にあるかどうか確認しましょう。大きさとしては3畳ほどのスペースがあれば十分です。もしない場合はスタッフルームの一部を使用したり、待合室のスペースを使用したりしてアクティビティを行っていきましょう。
・予防矯正の担当者を決める
予防矯正のカウンセリングやアクティビティを中心となって進めていく担当者を決めましょう。お子様とのコミュニケーションが好きな方だと熱心に取り組んでもらえるでしょう。

②予防矯正についての知識の習得

なぜ歯並びが悪くなるのか、予防矯正とはどういった治療なのか、アクティビティではどのようなことを行っていくのかといった予防矯正についての基本的な知識を習得していきます。実際に患者さんにカウンセリングやアクティビティを行うのはスタッフさんですので、院内で勉強会を行ったり、朝礼などでお話するなどして医院全体として予防矯正を進めていく雰囲気を作っていきましょう。担当者のスタッフさんとも定期的にミーティングを開催し、お子様の口腔習癖の見分け方や患者さんへの説明の仕方などを落とし込んでいきます。

③患者さんへのアプローチ

基本的な知識が身についてきたら、実際に患者さんへのアプローチを開始していきます。具体的な方法としては、予防矯正の対象となる年齢のお子様に対して、「水を飲んでいる動画」や「会話しているときの動画」などを撮影するなどして、お子様にお口のクセがあるかどうかを判別する検査を行います。こちらは矯正が主訴でない患者さんに対しても行っていきます。そして次回来院時に撮影した動画をもとにお口のクセを親御さんにフィードバックしていきます。お母さんにとっては、普段気にしていなかった子どものお口のクセも、動画にして確認することで改めて認識してもらうことができます。そしてそのお口のクセ改善し、将来の悪い歯並びを予防する予防矯正に興味を持っていただいた方に予防矯正の説明を行っていきます。

④アクティビティの開始

動画のフィードバックできちんとカウンセリングを行うことができていれば、予防矯正の成約が出始めてきます。そうなると、いよいよ予防矯正治療がスタートします。アクティビティについての勉強やセミナーの参加などは、患者さんへのアプローチを始めたくらいのタイミングで開始するとちょうど良いかと思います。予防矯正アクティビティでは、毎月1回来院していただき、口腔習癖を改善するトレーニングを指導し、ご自宅でも宿題として実践してきていただきます。アポイント時間は装置の調整も含めて45~60分程度がよいでしょう。お子様の歯並びの変化については3ヶ月に1回口腔内写真を撮影して確認していきましょう。少しずつでも改善がみられれば、お子様のモチベーションアップにつながります。担当者の方も、アクティビティに慣れてくれば、カウンセリングでもより自信をもって話せるようになりますし、スタッフさん自身の働きがいにもつながります。

以上、予防矯正を始める際の4ステップについて解説させていただきました。
弊社では予防矯正に関するセミナーや勉強会を随時開催しておりますので、ご興味のある方がいらっしゃいましたらお気軽にご参加いただければと存じます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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https://lp.funaisoken.co.jp/mt/funai-dental/dltext06-dl.html

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