チェア5台で新患数100人を超える歯科医院‐歯科医院経営のツボ‐

2013年08月08日 (木)

コラムテーマ:
院外マーケティング

皆さん、こんにちは。
船井総合研究所の歯科チームです。
 
チェア5台で新患数100人を超える歯科医院」。
今、最も勢いがあるご支援先の実績です。
 
今年は毎月新患数が80~100人、
売上高も昨年対比140%以上の成長率。
 
まず、チェアが5台で新患数100人を超す医院様は、
全国的にも少数ではないかと思います。
※船井総研ではこれまでのデータから、
チェア1台あたり8人を新患数の適性数字にしています
 
新しい取り組みにも非常に積極的で、
補てつのカウンセリングを強化するために、
今月から治療計画ソフトの導入~運用も始めました。
 
駅近の立地ですが、
非常に有利と言われている1階にある訳ではなく、
テナントの6階で、近くに複数の競合医院も存在します。
 
それにも関わらず、
これだけ多くの患者様にご来院していただけているのは、
先生とスタッフの方々の日々の診療の賜物ですし、
何よりも意識の高さに比例しているように感じます。
 
それを一番感じた瞬間が、
初めてご訪問させていただいた時に、
スタッフの方から笑顔であいさつをしていただけたことです。
 
「あいさつ」というのはごまかしがききません。
 
相手を患者様だと意識していれば、
あいさつも出来る方は多いとは思いますが、
スーツ姿でやってきた「この人は一体誰なんだ?」
という初対面の私に対して笑顔であいさつをするのは、
普段から習慣になっていないと出来ません。
 
“○○だからあいさつをしないといけない”
と相手を見て反応を変えるのではなく、
自然体で実践できているのが、
患者様を引き寄せる医院の雰囲気を生んでいるのではないかと思います。
 
ホームページや看板などでいくら良いことを書いても、
それが偽りの姿であれば患者様は定着しません。
事前に期待値が高くなっている分、
逆に医院の価値を下げてしまいます。
 
ご支援先のスタッフは、
勤続年数1~2年の20代前半の方ばかりです。
ですので、医院の方向性や雰囲気によって、
スタッフの方は良くも悪くもなります。
 
先生も本当に働く「人」を重要に考えられているので、
朝礼や終礼、ロングミーティングで情報共有の時間をとり、
さらに研修も積極的に行われており、
人材へのお金や時間の投資に惜しみがありません。
 
ご訪問させていただく際も、
毎回予め聞きたいことを用意していただいており、
こちらから投げかけなくても、質問がどんどん出てきます。
 
とにかく急成長しているので、
今年は成長と安定のバランスをとれるように、
しっかりと基盤を固めていくと先生ともお話しています。
 
先生の求めている要望にも応えられるよう、
自分自身引き出しをもっと増やしていきたいですね。

◾️この記事を書いたコンサルタント

歯科コンサルタントチーム

プロフィール詳細

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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