歯科医院の開業準備 〜採用編〜

歯科医院の開業準備 〜採用編〜

皆さんこんにちは。
船井総合研究所YouTube支援本部でございます。今回はですね、
歯科医院開業準備採用編ということでお送りしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

【はじめに】
このYouTube内でもですね、開業に関する動画というのは結構多く投稿させていただいておりまして、多くの反響を頂いている状況でございます。開業前に気になる点としてはやはりどの位の売り上げの目標が必要なのかとか、借り入れはどのくらいすべきなのかそういった話をここまでおおくりさせて頂いておりますが、今回は採用編ということで開業をひかえる先生方にとってはいつぐらいのタイミングから採用を行ってどういった媒体を使うべきなのかというのを気にされる方が多いということが我々としては分かっていまして、よく質問をお受けするのもその辺なんです。ですので、今回は開業準備採用編ということで、話をしていきたいというように思っています

【採用時のポイント】
新規開業時の採用のポイントとしましては、注力していただくべきこととして三つかなという風に思っています。

一つ目は開業後も変わらないわけなんですが、求人活動ですね、ポータルサイトやハローワークというもの、あとは紙媒体等を活用した求人活動というのは開業時であっても効果的でございますので、ぜひ取り組んでいただきたいなというように思います。ポータルサイトというのはですね、まあindeedをはじめとした、グッピーなど、ジョブメドレーさんなども有効かなと思いますので、求人にまつわるポータルサイトは軒並み登録をしていただくというのが必要かなというように思っています。
またですね、なかなか新規開業時は費用がかかる話なので活用しづらいかなとは思いますが紹介会社さんからの経由で、衛生士さんを採用してみるというのも、もし採用時にうまくいかなかったなという場合や、いかないことが分かってきた場合には活用してみるということでご準備をいただくというのも宜しいかと思います。

三番目はですね、縁故と言うことで、例えば、今勤められている勤務地、勤務クリニックで一緒に働きたいと言っていただく方であったりだとか、いろんなご縁でそういったご紹介だったりご友人であったりとか、そういったのも含めて一緒にですね働く機会を設けるというのも縁故としてはありなのかなっております。
でも一方でですね、ここに書いてありますが、一方的な引き抜きというのは絶対NGだと思っています。今勤めているクリニックから採用していくというか引き抜いて一緒にやって行こうっていうのは極力避けて頂いた方がいいでしょうし、ある意味勤めているクリニックの理事長、院長に対して不義理をしまうようなことになってしまいますので、よっぽどのことがない限りはそういったことは控えていただいた方がよろしいかなというように思います。
まとめますと、求人活動としたおそらく、ポータルサイト、ハローワーク、紙媒体等々を使って採用活動を行って頂くというように一番だろうというように思います。

【採用戦略3つの差別化ポイント】
採用戦略三つの差別化ポイントということでこれは開業時だからできるポイントとしまして立地の話をさせていただきたいと思います。

やはりですね、昨今を患者さんに来ていただくというよりかは従業員の方に集まっていただくということころの側面の方が重要視される、つまり患者さんを集めるというより従業員に来ていただくための流れ作りというのが経営上も重要なポイントとなってきておりますのでどこに構えるかというのは実は患者さんだけではなくて従業員目線からしてもですね、その場所がアクセスし易いのか、働きやすいのかというところにも大きく影響するということでございます。
二つ目が勤務時間、診療時間でございまして、開業時というのはどうしても患者さんを多く受け入れて早めに黒転していきたい黒字化していきたいと。借入も早く返していきたいという考え方になると思いますので、できるだけ時間を開けようという選択をされると院長先生が多いんじゃないかなと思うんですが、その点で言うと8時だったり9時まで診療してますというよりかは18時や19時には帰れますというようなクリニックの方がスタッフ目線からすると働きやすかったり、そもそも採用として求人として目に止まりやすい事実がございますので、この辺りは採用戦略も加味して診療時間、勤務時間という設定していただくというのも大事になってくるのかなと思います。
また給与に関してもですね、なかなかこうお金のない時期だと思います。開業時はですね、なかなかそういった物っていうのはここに書いてある通り相場以上に出しにくいという環境下もあるかもしれませんが、人材あっての成長や医院経営、診療でございますので、人のところに資金をかけていくっていうのは1.1倍から1.3倍ぐらいであればできるんじゃないかなというように思っていますので
そちらもお勧めございます。

よく開業、採用にまつわるお話をしていくとオープニング効果というのはまだあるんですかというようなご質問を受ける機会が多くあります。
これはよく何十年も前からよく言われている新規開業時に関してはスタッフ採用に困らないんだという話あると思うんですけども、現在でも立地次第ではございますが、まだまだ効果があるよというのが答えかなというように思っていますのでそのあたりに関してはオープニングスタッフとして採用しやすいんだけども、この後の付き合い方によっては両刃の剣ですね、人材が離職してしまうケースとも十分高いのがこのオープニングスタッフさんでございますので、これは別の動画でまた解説をしていきたいに思っています。

【採用から開業時までの流れ】
そして最も気になるじゃないかなと思うんですが、いつぐらいのタイミングで採用活動を行っていて、その後の準備や、スタッフさんに求めるべき事っていうのは何なのかというのも解説をしていきたいと思います。
我々として推奨しているのは一か月前ぐらいから一か月半ぐらいの開業までの期間を前に作業していきましょうということを伝えしています。
じゃあそんなに前から採用して何をするんだって話もあるわけなんですが、一つ目はいわゆる入社式であったりとかキックオフミーティングという形で開業される先生の思いであったりとか、どんな診療していきたいんだっていうところは伝えていただくってことは必要かなと思っています。

一方でコミュニケーションをより多くとっておくことでお互いにひととなりなど理解ができるようになりますし、開業後というのはなかなかコミュニケーション取りづらくなりますから、そこまでの間にできるだけコミュニケーションを取っておくというのも開業前だからこそできることかなと思います。さらにプレ診療の実施ということで、ご友人やご家族とかをお招きしての、プレ診療を行うことでその準備物が必要だ。この導線はあんまりよくないねというところが分かってくるかと思いますので、2週間前ぐらいを目処にできたね、開業の2週間前を目処にプレ診療の実施、そして1週間前ぐらいの前後で内覧会を実施して頂きながら患者さんへの認知度を上げていくというのが大きな流れかなと思いますので、一つの目安としてはやはり開業の1ヶ月前から1ヶ月半ぐらいを目処に採用活動をしていただくということになりますので、逆算すると求人活動っていう勤めていただく前の1ヶ月、2か月前ともすれば3か月前ぐらいから来ていただくべきだと思いますので、開業前4・5ヶ月前ぐらいから採用活動を行い、順次面接を行っていくというようなことがよろしいんじゃないかなというように思っています

【おわりに】
今回は開業にまつわる採用編ということで話をさせていただきました。
この後こういった歯科医院経営にまつわる情報をお送りしていきたいと思っていますのでぜひチャンネル登録、そしてここに記載ありますが、概要欄に公式アカウントの登録についてもございますのでそちらからぜひぜひご登録をお願いいたします。
それでは今回の動画のご視聴ありがとうございました

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