必要な時間に投資する‐歯科医院経営のツボ‐
- コラムテーマ:
- 業務効率化
本日は福島、明日は山口の歯科医院様で経営相談。
移動距離で考えれば、もう少し効率のよい入れ方をすればよかったなと反省……。
自分でスケジュールを組んで動くからこそ、
時間の使い方はもっとシビアに考えないといけないですね。
船井総研における会議のありかた
船井総研のコンサルタントは基本的に出張族。
大阪と東京に本社がありますが、
地域で担当を分担している訳ではないので、
各地方のご支援先を定期的にご訪問させていただきます。
ただ、月に2回は必ず出社しないといけないのが会議の日。
会社の決定事項、部の方針、プロジェクトの打ち合わせ、メンバーの交流の場……。
普段、顔を合わせる機会が、
普通の会社よりは圧倒的に少ないので、様々な会議が凝縮。
ひとつの会議が終われば別の会議へ、
また、それが終われば別の会議へ……。
普段、出張しているよりも、
どっと疲れが溜まる気がしますし、何よりも生産性が悪い。
会議の生産性をあげる
……と誰もが感じていた?ところに、方針転換が。
▼1時間単位で区切っていた会議を、45分単位に短縮
▼17時45分以降の会議は原則禁止にし、早朝からの開始
という大きく2つ。
必要のない会議もあるかもしれませんが、
会議の数を減らすこと自体は、現状かなり難しい。
それであれば、会議の生産性をあげようという今回の施策。
所属している会社ながら、面白い取り組みをしていくなと。
歯科医院での応用
ふと、これは歯科医院様でも色々と応用できる考え方だなと。
というより、普段、提案している内容ですね。
例えば、
▼アポイントの時間を45分とっていたのを30分に短縮させる
▼ミーティング内容の見直し、改善(診療時間を削るのが難しければ、週1でランチミーティングを実施する)
▼予約システムの導入
要は、
無駄な時間、本来使用しなくて良い時間を削り、
必要な時間への投資をするために効率を高めること。
言い換えれば、「選択と集中」。
普段、効率が悪いと思っていることでも、
習慣的にやってしまっていることなんていくらでもある。
こうやって各業種でえらそうにアドバイスさせていただいている、
船井総研のようなコンサルティング会社でも、日々制度が改善され、導入されている。
無駄な時間って、自分たちじゃなかなか気づけないもの、もしくは改善しにくいもの。
「時間がない」は言い訳にしかならないので、
時間を生み出す努力をしていけるようになりたいですね。
◾️この記事を書いたコンサルタント
歯科コンサルタントチーム
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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