「歯科衛生士中心の組織作り」

こんにちは。
本日のメルマガは森が担当いたします。
・歯科医師がメインで活躍する治療中心型
・歯科衛生士がメインで活躍する予防中心型
で2つのスタイルに分けた場合、
将来的に皆様はどちらの医院を目指されていますか?
それぞれのスタイルで特色や強みはありますが、
人材確保という観点で考えた場合、
後者の予防中心型の方が実現可能性・再現性は高まります。
もちろん、歯科医師と歯科衛生士、
どちらの職種も採用難易度が高いことは、
皆様も実感としてもっていらっしゃることかと思います。
ただ、資格保有者の母数や、
資格はあるが就業していない、
潜在層へのアプローチのしやすさ等を考えると、
比較的歯科衛生士の方が採用が容易です。
仮にチェア5台/月間のレセプト枚数が500枚で、
予防中心型の医院を作っていきたいということであれば、
▼歯科医師1名
▼歯科衛生士4名
▼受付1名
が、人員配置としてはひとつの理想形かと思いますし、
半数の250名以上がメンテナンス患者として来院されていれば、
予防中心で医院がまわっていると判断しても良いかとは思います。
売上は前年比とほとんど変わらない場合でも、
治療中心型から予防中心型にシフトすることで、
「メンテナンス中心なので院長自身の体が楽になった」、
「患者層が良くなった」、「雇用がしやすくなった」、
など、結果的に安定した経営につながっているケースも数多く見てきました。
2018年は診療報酬と介護報酬のW改定を控えていますが、
2025年の地域包括ケアシステム実現に向けて、
自院が果たす役割、「予防」と「訪問」はどのように考えていくのか、
そして、医院の注力していく分野に合わせて、
組織体制をどう変革させていくのかを中長期で検討する必要があります。
患者様にメリットがある点は当然のことながら、
適正な利益をあげ、永続する組織を作っていくためにも、
「人」の問題は割けては通れません。
予防中心型の医院にシフトし、
歯科衛生士中心の組織作りをしていきたいということであれば、
船井総研の歯科グループにご相談をいただけますと幸いです。
毎年1回限定の採用フォーラムは、
・8月6日(日)東京
・8月27日(日)大阪
で、今年は開催を予定しておりますので、
改めてご案内をさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【執筆者:森 太寅】

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