「人財面から見た訪問歯科」

皆様こんにちは。
船井総合研究所 歯科チームの矢田琢朗です。
最近、クライアントの医院さんや経営相談でお伺いする
医院さんで訪問歯科に関してお尋ねいただく機会が増えております。
既に訪問歯科に取り組まれている医院さんからは、
「どのように提携先の施設を増やしていけばよいか」
「居宅での訪問歯科を効率的に展開できないものか」
といった訪問歯科の今後の展開をご相談いただく
ことが多いのです。
逆にほとんど(まったく)訪問歯科
を行っていない医院さんから出てくるのは、
「今後訪問歯科をやっていかなくてはいけないですよね?」
という感じでその必要性をお尋ねいただくことが増えております。
今回の診療報酬改定で明らかに訪問歯科に取り組む
医院が優遇される形となりましたが、かと言って今後
大きく訪問歯科の点数が上がる見込みは薄いでしょう。
今回も栄養や摂食嚥下に関してサポートできている医院については
加算がつきますが、施設訪問自体の点数は引き下げられております。
※詳細下記URLからダウンロードしてください。
https://www.funaisoken.ne.jp/mt/funai-dental/dl009803.html?_ga=1.164029439.1562218684.1394207897
一昔なら「訪問歯科は儲かる!」という認識があったかも知れませんが、
実際に生産性(稼動人員1人あたりで生み出す売り上げ)で考えると、
外来と訪問を平行して実施している医院では大体同じくらいになると推測されます。
(経費率は訪問歯科の方が低いので、利益率は高いです。)
なので訪問歯科を取り組む意義をきちんとご自身でも
納得した上で取り組まないことには「取りあえずやってみたけど・・・」
となりかねません。
もちろんその社会性の高さは言うまでもないですが、
今後2025年問題を控える上で〝ピークタイムをずらす〟
という概念が大切になってきます。
多くの歯科医院さんでは夕方以降の患者さんが多く、
ただスタッフさん(特に衛生士さん)でパートの方が帰ってしまい、
診療がしづらくなるという課題点が見受けられます。
かといって正社員を増やすと人余りになるし、
午後からのパート衛生士さんが来るなんて
奇跡はなかなか起こらない・・・
といった時の打開策が訪問歯科に取り組む
ひとつの意義であると考えられます。
外来診療のピークタイムと働く(働きたい)スタッフの
ピークタイムは異なりますが、訪問歯科と働く(働きたい)
スタッフのピークタイムは等しくなります。
外来患者さんが確実に減ることが見込まれる中で、
また労働人口も減り行く中で人財面から考えて
訪問歯科に取り組む意義を見出していくと
良いかと思います。
【執筆者:矢田 琢朗】

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