「SPT(歯周病安定期治療の算定率は〇%!?」
本日のメルマガを担当させていただきます、
歯科チームの岡崎 晃平(オカザキ コウヘイ)です。
今回の診療報酬改定で大きく取り上げられえている、
SPT(歯周病安定期治療)について説明させていただきます。
SPTとはサポーティブペリオドンタルセラピーの略ですが、
歯周組織検査3または4の結果、病状安定と判定された場合に、
病状の安定を維持するためのプラークコントロール、スケーリング、
ルートプレーニング、咬合調整を主体とした定期的な治療です。
よくご質問を受けるものとして、
「メンテナンスとSPTの違いは?」
というものがありますが、
下記のように定義されると考えています。
▼メインテナンス
治癒した歯周組織を長期的に維持していくための、
セルフケアとプロフェッショナルケア。
▼SPT
4mm以上の歯周ポケットや動揺度が残っているものの、
病状安定となっている歯周組織を、継続的な歯周治療で維持していくこと。
以前からこのSPTは存在を知っていたという方もいらっしゃると思いますが、
今回に関してはかなりの増点があり、
積極的に取り入れていこうとされる医院さんも増えているようですね。
※大幅増点はか強診が前提です。
国の調査では、
これまでのSPTの算定率は、
「1.13%」となっていると出ており、
まだまだ普及しているとは言えない状況ですが、
スウェーデンやトルコなどでは既に実績が出てきており、
日本もそこに乗っかる形をとったようです。
治癒後の定期検診がNGとなった今、
今後の予防トレンドは確実にSPTになっていくと予想されます。
ぜひ皆さんいち早くキャッチアップして、
患者様への最良の治療提供、医院経営につなげて頂ければ幸いです。
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