「自費メンテナンスの移行率を高める手段」

皆さんこんにちは。
船井総合研究所歯科コンサルティングチームの辻です。
本日は自費メンテナンスの移行率を高める手段についてお話させて頂きます。
自費メンテナンスを導入している医院様、導入していない医院様も様々おられるかと思います。
そんな中、自費メンテナンスを導入している医院様で、
自費メンテナンスの受診率が一向に高まらないというお悩みをよく相談されます。
患者様とっては、
「普段3割負担の保険であったものが、約5倍もの価格になってしまう」
という抵抗感があります。
その結果、保険に流れてしまうといった傾向に陥ってしまいます。
つまり、価格分の価値を見出さなければいけないと言えます。
その解決の手段の1つとしては、カウンセリングです。
保険メンテナンスと自費メンテナンスとの差別化をしっかりと説明し、
自費メンテナンスの内容・価値をしっかりと伝え、アプローチする必要があります。
カウンセリングに工夫を凝らす、強化することでだいぶ移行率は高まると思われます。
しかし、こちらは従業員のカウンセリング能力によってかなりバラつきが出るのも事実です。
それとは別に解決する手段がもう1つあります。
それが【リスク管理検査(歯科ドック)】という検査メニューを導入することです。
この検査を導入することで、患者様の口腔内状況が数値としてしっかりと反映出来ます。
言葉で「あなたは歯周病です」とお伝えするよりも、
しっかりとエビデンスに基づいた上でご説明をすることで、
患者様は真摯に受け止めることとなります。
その結果、患者様のデンタルIQ向上し、、
患者様自身が自然と少し高くても良い治療を選択するといった傾向に流れていきます。
つまり、リスク管理検査(歯科ドック)は入口商品、自費メンテナンスは出口商品と言えます。
入口と出口をしっかりと明確化させることで、患者様への誘導がスムーズになります。
そして、この検査は従業員の能力にバラつきが出にくく、強く勧めるといった営業感も強くありません。
従業員は勧めているというよりも、あなたのために推奨するといった感覚になります。
この2つの手段で自費メンテナンスへの移行率が高まる可能性が上がります。
せっかく自費メンテナンスメニューを設定しているのに全然受診者増えない医院様、
位相差顕微鏡など患者様に良い情報を提供できる機材があるのに、うまく活用出来ていない医院様は、
是非、カウンセリング強化とリスク管理検査(歯科ドック)を導入しては如何でしょうか?
今回お話したリスク管理検査(歯科ドック)についてのセミナーを下記、実施します。
ご参加心よりお待ちしております。

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