訪問歯科診療と新卒DH採用の関係について
皆さまこんにちは。
船井総合研究所の松本でございます。
いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
今回は表題の内容についてレポートをさせていただきます。
皆様、突然ではございますが、訪問歯科診療の位置付けはどのようなものでしょうか?
「今は訪問診療に力を入れず、今後訪問診療を本格的に始めよう」と考えている方が多いのではないかと思います。しかし、今後歯科業界に求めているのは「訪問歯科」なのかもしれません。
以前、大手歯科媒体の新卒DH合同説明会のパンフレットを閲覧していると、どの歯科医院もパンフレットにも「訪問歯科」「多職種連携」という文言が記載されておりました。
なぜこんなにパンフレットと記載されていたのか、大手媒体会社の社長に理由をお聞きすることができました。
※線以下、メール内容を私の方で編集し、記載しております。
新卒DHの皆様は、将来的な雇用において、職種の不安定・不確実な未来を忌避しているそうです。
高齢化とともに地域包括ケアシステムが発展していく社会において、DHは従来の画一的な就業スタイルに加え、医科との連携、診療のアウトバウンド化など、予防の需要拡大とともにDHのパフォーマンスに幅が生まれることを新卒DHの方々も認識しています。
"確実にやってくる"変化した未来に適応できるスキルを習得できる職場こそが、将来的に安定したキャリアを築くために必要な経験を得させてくれるはずです。
そしてDHの活躍の幅が広がる地域包括ケアシステムの進展した未来で、「使える」スキルと経験の得られる職場こそが、安心して働ける場所。
「他職種連携」や「訪問歯科」は、そんな価値の傾向に応える記述です。
上昇する教育体制や認定資格の人気も、その価値と無関係ではないと考えています。
「新卒で就職するなら、幅広くスキルと経験を身に付けられる職場」という指標は以前からありますが、その広い幅の中に他職種連携や訪問があることを謳うことで、いわば「キャリアの安全」感覚を引き出そうという意図があります。
上記にも記載しておりますが、新卒DHはキャリアの安定した職場として、幅広いスキルが得られる職場に指標を置いており、そして現在、「訪問」「多職種連携」というキーワードに対して、影響力があるそうです。
現在、産休明けで帰ってくる歯科衛生士の方々のために、訪問診療を行い、雇用を広げていこうと考えている、また分院展開する土地がないが、分院並みの利益を確保していきたいという思いから訪問診療を始めたいという歯科医院様のお話しをよくお伺いしております。
今後雇用拡大していきたい、また新卒DHのキャリア安定・よりスキルが身に付けられる職場、様々な面で訪問診療を始めようと考えている皆様に今年最後のセミナーがございます。
是非ご受講いただき、今後または、来年度の訪問診療のスタートにお役立ちいただけますと幸いです。
<オンラインセミナー>予防型歯科医院創りセミナー
~Withコロナ時代の予防型歯科医院事例~
2020年11月8日(日) 13:00~16:00
2020年11月15日(日) 13:00~16:00
予防型歯科医院創りができている成功事例の歯科医院様と訪問診療立ち上げについての解説をさせていただきます。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/065279
<オンラインセミナー>訪問歯科診療立ち上げセミナー
2020年12月6日(日)10:30~12:00
2020年12月13日(日)10:30~12:00
訪問歯科チームが、これまでの事例の中で培ってきた訪問診療の立ち上げ方法とその施策について余すことなくお伝えいたします。是非2021年から本格的に訪問歯科診療を始めてみたい、またか強診の施設基準を取得したい、訪問歯科の集患や収益化にお困りの歯科医院様必見のセミナーです。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/066865
短い時間でお伝えできることは限られますが、皆様の活動の一助となりましたら幸いです。
以上、
拝読いただきまして、誠にありがとうございました。
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