小児患者診る時に損をしないために知っておきたいこと
小児患者を診ることに対して
「レセプト単価が低くなってしまう…」
「忙しくなっているが、ぜんぜん収益に繋げれていない…」
そのように感じていらっしゃる先生にはぜひ一度読んでいただきたいです。
小児のメンテナンスに注力されている歯科医院様を分析してまいりました。
見直しのポイントについてご紹介させていただきます。
なぜ一部の人は小児分野を上手に診ることができるのか?
算定項目とアポイント枠の2つに注目してみましょう。
ますは算定項目です。
「口腔機能発達不全症」と「エナメル質初期う蝕加算」の算定です
口腔機能発達不全症は、お口の機能が獲得できていないことについての病名で、現代のお子様の多くが該当します。
今読んで頂いている先生の医院にも口腔機能発達不全症に該当されている患者さんが多くいらっしゃるでしょう。
これに関連して小児口腔機能管理料100点と、小児口唇閉鎖力検査100点、合わせて200点を算定することができます。
エナメル質初期う蝕加算は、管理及び療養上必要な指導等を行い、内容について指導を行うと算定することが可能です。
か強診をお持ちの場合はなんと260点、お待ちでない場合でもフッ化物歯面塗布処置として130点算定可能です。
つまり、普段のメンテナンスの時間内で、
か強診をお持ちの方は「460点」
お持ちでない方も「330点」
点数を上げることが可能です!
普段フッ素を塗っており、指導をしているけれど算定できていない医院様はいらっしゃらないでしょうか。
同じ時間で算定できるなら、行うことはプラスにしか転がりません。
次にアポイント枠です。
小児のメンテナンスのアポイント枠は20分、30分、45分など医院様によって異なります。
大人のメンテナンスのアポイント枠が45分で、SPTで算定したとします。
レセプトの点数は1,000点程になるでしょう。1分あたり222円の生産性になります。
小児のメンテナンスを20分で600点程算定した場合、1分あたりの300円の生産性になり
大人のメンテナンスよりも生産性が高くなります。
小児のメンテナンスの仕組み作りができているかで、
今よりももっと良くすることができます。
今までメンテナンスの見直しについてのお話をしましたが、
「そもそも小児の患者が増えていかない…。」「治療が終われば来院しない…。」とお悩みの先生も
いらっしゃると思います。
しかし、皆さまご安心ください。
小児に通い続けてもらえるための仕組みづくり・オペレーション・カウンセリング方法などまとめさせていただきました。
小児メンテナンス体制構築のためのガイド
高齢者中心であった歯科医院が、どうやって小児特化型歯科医院まで持っていけたのか?
このような人におすすめです
☑小児分野に取り組んでいきたいが、どうしたらいいかわからない方へ
☑治療からメンテナンスまでの流れを知りたい方
☑小児患者に継続して通い続けてもらえる仕組みを作りたい方
☑処置内容やカウンセリング内容方法について知りたい方
☑小児矯正が伸び悩んでおられる方
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