売上至上主義からの卒業~高利益主義へ~
いつもメールマガジンをお読みいただきまして誠にありがとうございます。
(株)船井総合研究所の千葉でございます。
今回は、「売上至上主義からの卒業~高利益主義へ」というテーマでお話しさせていただきます。
皆様もお気づきの通り、「売り上げさえ増えていれば経営は問題ない。」というのは、必ずしも正解である時代ではなくなってきています。
売上を増やすことが間違っているわけではありません。
売り上げ増は歯科医院の成長に欠かせない要素ですが、同時に利益について意識をする必要があります。
また、日本は世界にも類を見ないスピードで少子高齢化が進んでおり、人口も減少しています。
2020年には49歳未満の人口が50歳以上の人口よりも少なくなりました。
つまり、女性の2人に1人は50歳以上となっています。
少子高齢化、そして人口減少が確定的な中、マーケットが縮小していくのは明らかです。
こうした環境下では、利益を意識した経営を行うことは必須となってきます。
利益を増やす、残すためのポイントは2つです。
1. チェア当たり、一人当たり生産性をあげる
少子高齢化が進む中で、労働人口は減少していきます。
すなわち、今後さらなる人手不足、採用難となります。
採用力の強化、または組織力の強化は必須となってきます。
仮に採用ができなくなってしまった場合、規模の縮小をせざるを得ません。
ただし、従業員一人当たりの生産性をあげていくことができれば、診ることのできる患者数が減ってしまったとしても利益は残すことができます。
少ない従業員数でも、売上は大きく、すなわちスタッフ一人当たり生産性やチェア当たり生産性が高くなるような、人員配置、仕組みづくりが必須でしょう。
2. 高付加価値商品、サービスを提供する
商品やサービスによって、利益率の高い・低いものがあります。
そんな中でも、利益率の高いもので売り上げの柱となるものを最低でも一つは作ることが重要です。
「患者様にもっと安く提供していきたい」という願いをかなえるためにも、他の商品やサービスなどで利益を維持することが重要となります。
自院の営業利益率や強みとなるのはどんなところなのか、また今後とるべき戦略を改めて見直したい方に、下記セミナーがおすすめです。
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皆様も改めて利益をしっかりと見定めてみて頂ければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【執筆者:千葉】
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