スタッフ巻き込み型の採用活動
本日のメルマガを担当させていただきます、
歯科医院経営コンサルタントチームの森 太寅(モリ タカノブ)です。
「新しい衛生士の採用が決まりました!!」
というご報告をいただく一方で、
「4月で○○さんが退職することになりました」
という残念なご報告も……。
転勤や引越しなどが集中する春先は、
特に、人材の入れ替わりが激しい時期です。
新しい方が入ってくる医院は良いですが、
逆の場合は、採用活動により力を入れていかなければいけません。
ただ、いざ、採用活動を開始しても、全く反響がなく、
求人広告を出しただけになってしまうケースもあるかと思います。
反響がなかったという求人広告をみさせていただくと、
掲載している写真があまり良くないという場合が多いです。
例えば、“明るく仲の良い職場です”
とキャッチコピーをつけているにも関わらず、
スタッフに全く笑顔がなかったり、変に距離感があったり……。
客観的な立場にたてば、
おそらく、違和感も感じられるかと思うのですが、
当人だとなかなか気づけない場合もあるかと思います。
「じゃあ、新しく写真を撮影しなおそう」
と思っても、そもそもスタッフの方が写真を撮られるのを嫌がる。
そのような非協力的な態度に、
悩まれている先生も多いのではないでしょうか?
基本的に採用活動は、
スタッフの方も一緒に巻き込んでやる必要があります。
例えば、私のご支援先では、
面接をするにしても、院長の独断で決めるのではなく、
スタッフの方の意見を聞いていただくようにしています。
新しく入った方がすぐに辞めてしまうと、
「何であんな人入れたんですか?」、「院長は見る目がない」
など、スタッフの方から愚痴を言われたり、反感を買います。
“自分たちが選んだ”、“一緒になって採用をした”
この感覚をスタッフの方が持てるかどうかが重要です。
そうすれば、採用だけでなく、
教育の面でも意欲的になっていただけますし、
辞めようとしても、親身に相談に乗ってあげられます。
「採用活動もスタッフ巻き込み型で」
この点はぜひおさえていただきたいポイントです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【執筆者:森 太寅】
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