スタッフの採用と経営計画

こんにちは。いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
歯科医院経営コンサルティングチームの眞野でございます。

週明けから12月ということで、いよいよ今年も終わりに近づいてまいりました。

年内の診療はあるものの、来年の経営計画は立てていますでしょうか。

本来、経営計画とは売上目標や利益計画と共に人員体制も考慮して考えていくものですが、
ついこの人員体制という視点が抜けてしまっている先生方がいらっしゃると感じます。

もちろん、「目標は？」と聞かれて、即答できないご様子でしたら、
まずは直ぐに目標を立てて頂きたいものです。

人員体制の計画のもと、来年春への採用施策は進んでいらっしゃいますか？？？

「施策はしているけど、なかなか採用ができない」

そんな声が聞こえてきそうですが、そんな先生は今一度自院の採用力を客観的に評価し、
求職者の目線になって戦略を再考してみてください。

＜自院の採用力を再評価するポイント＞
①自院は駅などのランドマークからどんな距離感か（通勤という観点）
②自院の労働条件はどんな条件か（診療時間や休日日数という観点）
③自院の給与水準はどんなものか（給与額という観点）

差別化の８要素としてはもっと細かく見ていきたいところではありますが、
簡単に評価していくにあたっては、上記から始めてみるのがいいでしょう。
（もちろん評価は絶対評価ではなく、相対評価です）

上記の項目からも察して頂けると思いますが、給与だけが高くても
決して多くの応募は獲得できないようなご時世になってまいりました。
変えられない立地という条件をベースに、労働条件と給与面を
戦略的に変えていって頂きたいと思います。

来年春の新卒は、まだ内定を得ていない子たちがいますので、
今からでもあきらめずに採用施策を徹底して、得るべき人員を補充していってください。

【執筆者：眞野泰一】

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