『コロナウィルス第一波からの総括から見る、コロナでも業績が落ちなかったクリニックの特徴とは?』
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今回の担当させて頂くのは岡崎晃平(おかざきこうへい)です。
どうぞ宜しくお願いします。
今回の内容は、先日の弊社勉強会フナイデンタルイノベーション7月例会でもお話させて頂いた、「コロナウィルス第一波の総括」についてです。
弊社、会員企業の数値データから見えてきたポイントは大きく2点です。
<2020年3~6月で業績が下がらなかったクリニック特徴>
①自由診療比率50%~
②チェア7台以上~
1つ目は、第一波では全国的に「予防歯科(保険)」への影響が大きく、キャンセル患者が続出したことが大きく記憶に残っているかたも多いかと思われますが、結論的には、保険点数での差というよりも、自由診療比率、特に50%を超えているクリニックは、コロナ期であっても業績のブレがないことがわかりました。
2つ目は、チェア台数です。弊社の経営データから見るとチェア7台と6台の間に大きな差があることが分かりました。なんと7台以上のクリニックの業績はキープ、もしろ向上していました。その一方で、7台以下のクリニックは、大きく業績を落としたことがわかりました。
弊社では、このデータから「チェア台数をある程度多く持つこと!」「チェア3台程度ではなく、ある規模の拡大が大事である!」ということ以外に、チェア台数が7台以上となると従業員数は15~30人となり、この規模感をマネジメントすることで経営者自体の「マネジメント力」「組織統率力」「二番手力」が高く、有事の際でも正しい判断できたのではないかと考えています。
「マネジメント力」をより細かく解説をすると、
①15人以上の組織の場合、経営者以外に経営サイドのスタッフが1名以上いるか?
②また、それ以上の組織の場合には7名に対して1名以上の経営サイドのスタッフがいるか?
③普段の平時から(ボトムアップ型を大事にしつつ)トップダウンマネジメントが通用する組織体制か?
という体制があったか、なかったかで大きく業績に影響したと考えています。
第一波は終焉を迎え、第二波の準備の時期になっていますが、なかなか平時では体験できなかったことを様々経験するができた数か月だったと思います。
ぜひ今回の時期に得た学びを、年末から来年頭までにクリニックへ取り入れ、歯科医医経営をアップデートしていただければを図って頂ければと思います。
まだ、予断を許さない状況であり、なかなか東京や大阪のセミナーには参加しづらい・・・という方を対象に、オンラインコンテンツ販売を行うDoctorbook社との共同プロジェクトとして、オンライン動画視聴ならびに購入が可能となりました。ぜひ、ご覧いただければ幸いです。
<新型コロナウィルス影響下での歯科医院経営時流予測>
https://academy.doctorbook.jp/contents/2646
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