なぜ小児の集患は難しいのか。小児集患の成功法則を得る特別研究会「小児歯科・矯正経営研究会」
こんにちは。
船井総合研究所 医療事業開発支援部の山本喜久と申します。
新興感染症対策や、様々なお取り組みでお忙しい最中に、本メールマガジンをご覧いただき誠に有難うございます。
本メールマガジンをご覧の方は、小児歯科分野に既に注力されている方、小児歯科分野に興味がある方、もしくは近隣他院が小児分野に注力し始めていてなんとなく不安に感じている方かと思います。
今回はそんな方にこそ届けたい、小児歯科分野強化の一歩、小児集患対策についてお話したいと思います。
小児の集患ってまず何から始めようか…
「小児に力を入れているってよく聞くし、うちも強化したい!」
「でもいまいち何から手を付けていいかわからない・・・」
「わからないって言っても仕方ないからとりあえず広告?サイト?の対策からはじめようか・・・」
小児分野を強化するにあたって未開拓分野過ぎて何から始めようか、上記のように思考を巡らせている方も多いのではないでしょうか?
確かに小児集患の成功法則の情報はまだまだ少なく、玉石混合のノウハウ合戦となっているのが実情です。
そのため、とりあえず様々なメディアから得たノウハウを、とにかく実施してみる、という思考に陥るのも仕方ないかと思います。
ただし数打てば当たる方式で集患対策を行うと、現場がすぐに疲弊して取り組みが継続せず、結局小児強化が中途半端に終わってしまうということがかなりの確率で起き得ます。
実際に前述の体験をされた方もいらっしゃるかと思います。
では、どうすれば的を得た小児集患の取り組みを行うことができるのか。
一番大事なことは
「こどもの患者の実態を把握すること」
これにつきます。
こどもの患者の実態とは如何様なものか?
我々船井総研はコンサルティング会社です。
新しい取り組みを始める際には必ず「データの取得・分析」を行うようにしています。
このステップを飛ばしてしまうと、前述したようなとにかく数打たせる提案、になりがちだからです。
最初は我々も小児集患に対するデータを持っていないため、様々な試行錯誤を行いながら、小児患者の実態を把握できるようなデータを集めてまいりました。
その中で小児患者の実態を示す特徴的なデータが2つありますので、皆様にお伝えし今後の対策に活かしていただければと思います。
小児患者特徴①午前中は5歳以下、15時以降は小学生以上
↳小児に強い医院様も、総合医院様も変わらずこの傾向は顕著です。こどもの生活サイクル的に、ご納得いただけるかと思います。
5歳以下(特に2歳以下)では午前中にお越しになる傾向が強く、理由としては午後以降はお昼寝や、ご飯の準備などがあり忙しいことと、こどもの機嫌が午前中のほうが比較的良いことが挙げられます。
小学生以上は学校の関係で15時以降がメインとなります。
この特徴から何に活かせられるかということですが、
「15時以降は小学生の来院を優先する」「5才以下のお子様は積極的に午前中に誘導する」
という、アポイント上での工夫に活かすことができるようになります。
小児患者特徴②5歳以下と小学生以上で来院主訴割合が変わる
↳一口に小児集患といっても、新患時の主訴は5歳以下と小学生以上で当然変わってきます。
5歳以下の新患時の主訴は「虫歯検診とフッ素」が8割です。
一方小学生以上となると「歯並び相談」「虫歯予防」「虫歯治療」がそれぞれ3割といった割合となります。
※小児に強い複数医院様で500名以上の小児新患を対象に確認
この特徴から何に活かせられるかということですが、
「一般集患は5歳以下をターゲットに実施する」「小学生以上には小児矯正・一般小児歯科を複合的に訴求する」
という、集患対策の工夫に活かすことができるようになります。
いかがでしょうか。
今あげた小児の特徴はほんの一例ですが、もともとなんとなくご存じである方がほとんどかと思います。
ただ、肌感覚では把握されていても、データを取ってみると、上記のように納得感をもって施策を行うことができるようになります。
我々船井総研は、このような小児に関する実態をどこよりも把握する努力を行いつつ、「小児歯科・矯正経営研究会」という会の中で会員の皆様に分析結果のお伝えや提案を行っております。
今現在会員様は約100名いらっしゃり、会の中で会員様同士でも上記のようなデータの話だけではない様々な情報交換を闊達に行っていただいております。
ここまで本メールマガジンをお読みの方には是非とも、小児歯科・矯正研究会にご参加してみていただきたいです。
初回参加の場合、無料でお試し参加出来ますので、小児歯科分野を今年から、今から強化したいと考えている方は是非ともご参加ください!
皆様のご参加、心よりお待ち申し上げております。
最後までお読みいただき、誠に有難うございます。
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「小児歯科・矯正経営研究会」では、子どもたちを1 人でも多く救うより良い社会と歯科医院のさらなる発展の実現を目指しています。
その為に、当研究会では、特に「予防矯正」「マイナス1歳からの予防矯正」「小児集患」に注力し、現場に則した小児領域に関する業績アップと差別化の情報を提供しております。導入から小児領域のさらなる発展までの様々な情報を研究会にて発信、共有してまいります。
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