【お知らせ】withコロナの自費率向上施策「全顎カウンセリング」について

皆さんこんにちは。
船井総研 眞野です。
いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

新型コロナウィルス(COVID-19)の第二波的影響が各地で広がっている中、お読みの先生方はさらなる対策を再考し始めていることと思います。
抽象的に“対策”と言いましても、ウィルスに対する感染対策だけではなく、人事労務面に関する準備、そして貴院の業績を着実に上げていくためのマーケティング対策と切り分けて考えることができます。

今回は第一波であった4~5月頃の状況を振り返り、この秋から冬にかけて必要な対策について書いてまいります。

春頃の状況を振り返るにあたって、船井総研がサポートさせて頂いている約200院超の歯科医院の月々の業績データを分析いたしました。
(詳細はFDI会員の皆さまへ解説いたしましたので、メルマガでは割愛いたしますが、)
総論として、チェア台数が7台以上あり、通常時自費率が50%以上ある医院は新型コロナウィルスによる業績悪化の影響がほぼ無かったということが明らかになったのです。

少し補足をいたしますと、月々の業績は横ばいもしくは上昇傾向にあったと言えますが、キャンセル人数が増えたりメンテナンス患者の来院控えが起こったのは事実あります。その中で治療枠の比率を増やしたり、通常時と変わらぬ自費診療の訴求をすること、そしてコロナ禍でも治療にあたる患者に対しては治療時間を割いていくことで診療単価が上がり、業績という“結果”に影響を出さなかったと言えるのです。

売上は数量×単価であるという数式から考えると、コロナ禍のような外部環境に即した数量を確保し、単価の落ちない仕組みというものに目を向けていかねばならないのです。

その1つの方法が、主訴を持つ患者に対する治療計画を提示するというアプローチです。

「治療計画」と一口に言っても、先生方によって捉え方は若干違い、世の中には様々な治療計画が存在すると感じております。

そこで、今まで「治療計画」をカウセリングを通して説明していくことに違和感を感じていた先生方には、改めて下記のような取り組みであるということを理解いただいたうえで、これから着手することを検討いただければと考えております。

<Withコロナ時代に実施していくべき“治療計画”のポイント>
・「治療計画」とは治療プランを提示するものではなく“現在の口腔内状態を説明するもの”を再定義
・「治療計画」は患者と時間をかけて擦り合わせて決めていくもので、医院から決めつけない
・「治療計画」説明時には、自費の補綴物や欠損補綴の治療方法は決めない
・「治療計画」は全患者に行わず、条件に当てはまる患者のみに説明する

「治療計画」の説明や改めて患者の口腔内全体を話をじっくりとしていくことは、勤務医がいる医院や今一度予防メンテナンス患者を増やしていきたい医院にピッタリと当てはまる施策の方向性と言えます。

これからのWithコロナ時代への時流適応として、個々の患者に対する治療や予防の必要性を着実に伝えていきたいとお考えの経営者の皆さまは是非とも下記セミナーもチェックください。

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日程:9/13(日)、9/27(日)
 ※複数の開催日時がございますので、詳しくはURLよりご確認ください
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/064494

【執筆者:眞野泰一】

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