『なぜ今、訪問歯科診療という社会性が求められているのか ~アフターコロナ編~』
皆さまこんにちは。
船井総合研究所の伊藤でございます。
いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
今回は表題の内容についてレポートをさせていただきます。
今月に入り、各介護施設への訪問歯科診療が再開され始めました。
多くの歯科医院様から、「訪問診療をストップしている内に、患者さんの口腔内が崩壊してしまっている」という報告を受けております。
その結果、施設入居者さんの誤嚥性肺炎が増加してしまっているとのことです。
口腔内の環境悪化による肺炎の発症により、介護施設は入居者さんを病院へ入院させなければならず、介護施設の稼働率が下がるため、介護施設の減収に繋がっています。
さらに、誤嚥性肺炎もコロナ重症化による肺炎も、レントゲンでは同様に白く映るため、今、肺炎を発症してしまうと入院が長期になってしまいます。
そのため、誤嚥性肺炎はますます介護施設の減収に繋がってしまうだけでなく、受け入れ先の病院も個室の用意や管理が必要になり、訪問歯科診療をストップしたことによる負の連鎖が起きています。
現在、国内における新型コロナウイルス感染症での死亡者数約900人と、肺炎での年間死亡者数約95,000人を比較すると、肺炎で亡くなられる人数は、新型コロナウイルス感染症の約105倍に及びます。
上記の理由から、現在わが国で起きている負の連鎖は、川上の問題である「口腔内の正常化」を行える歯科医院様にしか止めることのできない、課題解決といえます。
今だからこそ、訪問歯科診療という社会性が求められています。
船井総研では、訪問歯科診療において『立上げサポート』および『新型コロナウイルスの影響下で、今やるべき訪問歯科対策』を展開しております。是非ともお問合せください。
また、訪問歯科におけるオンラインセミナーに直近開催のものがありますので、重ねてご活用ください。
昨今の時流から、こちらのセミナーへのお申し込みを大変多く頂戴しているため、8月30日(日)にも追加開催が決定しました。
■訪問歯科・新型コロナウイルスの影響と対策を徹底討論 7月26日 @オンライン
高齢者・訪問歯科の分野で全国的に著名な、つがやす歯科医院 理事長・栂安秀樹先生にご登壇いただき、訪問歯科の分野で今後求められる考え方と打ち手をご教授いただきます。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/060968
以上、
拝読いただきまして、誠にありがとうございました。
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