「歯科医院経営コンサルティングレポート」2014/12/9

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「歯科医院経営コンサルティングレポート〜船井流 1000院からの成功事例報告〜」
  2014/12/9号
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「診療時間短縮のために」
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皆様こんにちは。
歯科医院コンサルティングチームの矢田琢朗です。
経営相談の中でも診療時間に関するご相談をいただく機会が増えました。
30代、40代だとまだ頑張って夜8時や8時半まで
診療ができたんだけど最近は体が辛くて・・・
といったお悩みです。
開業当初は近隣の歯科医院さんと比べて夜遅くまで診療を
行っていることがひとつの差別化要素となったのですが、
最近では夜8時までは当たり前、中には夜9時までや年中無休で
夜10時までという医院さんも出てきており、夜遅い診療時間が
差別化要素となりづらくなってきたのです。
実際にある医院様で診療時間に関する調査を行ったのですが、
診療時間を19時から18時半に繰り上げた際の損失をシュミレーション
した際に50万円となりました。
この医院様の30分間の平均生産性が70万円程度ですので、
診療終わりの30分間の生産性は比較的低いということになります。
これには
・キャンセルとなる患者様が多い
・そもそも枠が完全に埋まっていない
・早番のスタッフが帰ってしまうので多くの患者様を診れない
・自費が出にくい
などの要因があるでしょう。
確かに診療時間を縮めることで間違いなく短期的には損失が出ます。
ただ院長先生の体力的な負担が軽減できる、人財を採用しやすくなる
等のメリットがあります。
お知り合いの先生の中では訪問歯科を主体に診療をしているため、
診療時間が18時までで、それにより毎年5名ほどの衛生士からの
応募の中から厳選して採用できると短い診療時間を逆手に取った、
非常に理想的な経営をされている方もいらっしゃいます。
スタッフの負担も院長先生の負担も軽減できることで、
次なる仕掛けを考え行動する余裕ができ、いいサイクルで
経営を回すことができるのです。
ぜひ「今後の体力的な心配がある」「先のことを考えたいけど、
体力的にも精神的にも余裕がない・・・」といった院長先生は
診療時間短縮を考えてみられてはいかがでしょうか。
『売り上げを下げない診療時間短縮コンサルティング』の
ご相談はこちらへお問い合わせください。
歯科医院経営コンサルティングチーム 矢田琢朗
アドレス:t-yada@funaisoken.co.jp
【執筆者:矢田琢朗】
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