「これから変わる!?歯科医院経営のリスクマネジメント」
いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
歯科医院経営コンサルティングチームの出口でございます。
本日は、「これから変わる!?歯科医院経営のリスクマネジメント」についてお話しできればと思います。
みなさま、経営のリスクマネジメントというものを考えたことはございますでしょうか?
今回のコロナウイルスの影響は全国各地に広がりを見せ、
多くの医院の経営状態の圧迫にもつながっていきました。
そんな中でも、
経営状態が悪化しない医院様も全国の中ではいらっしゃるということはご存知でしょうか?
今回は我々の調査データをもとに、
「コロナウイルスの影響を受けても経営状態が悪化しない歯科医院」にはルールと特徴があるということが発見できました。
全てを解説するとなりますと、メールマガジンではお伝えすることができかねますので、
ご興味のある方は、弊社の主催している経営勉強会(FDI勉強会)などにぜひご参加くださいませ。
結論とポイントだけ少し取り上げさせていただきますと、
①自費率が50%以上
②チェア台数が7台以上
③自費診療の収益の柱が複数ある
こちらの3つを特徴として持っている医院様については、
経営状況が悪化せず、むしろ上昇し続けるという事例が多く確認されました。
その中でも一つ大切なポイントを上げさせていただきますと、
「③の自費診療の収益の柱を複数化する」ということです。
平常時と異なり、今回のような感染症による経営リスクという観点では、
保険収入のリスク>>>自費収入のリスク
というように、保険収入のほうがリスク指数が高くなり、
結論として、保険中心の小規模な歯科医院が大きな経営被害を集中的に受ける結果となりました。
そういった事を考えますと、
みなさまには、今後の第二波・第三波に備えをしていただき、
「自費診療の柱を複数化していくこと≒自費診療に関するマーケティング投資を加速させること」に取り組んでいただき、経営リスクをコントロールしていただくことも良いのではと考えています。
常に、保険診療に依存しすぎず、自費診療を正しく伸ばしていくことで、
包括的な経営リスクの分散につながっていくことがデータでもわかってきています。
ぜひ、今一度、
医院の経営リスクマネジメントという観点で、自費診療の理想的な比率というものを目標設定されるのはいかがでしょうか?
お読みいただきありがとうございました。
【執筆者:出口清】
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