面白いほど応募が集まる!だから選べる!新卒歯科衛生士採用の3つのポイント

皆様、こんにちは。
船井総合研究所の横山です。
本日は「新卒歯科衛生士採用のポイント」というテーマでお話できればと思います。

4月に入り、新たなスタッフを迎え入れた医院様も多いのではないでしょうか。

ところで今回、歯科衛生士国家試験の合格率が低下したことは皆様もご存知かと思います。
時間や手間をかけて採用活動を行ったのに、入職直前で「国家試験に不合格だった」などというトラブルは避けたい事態だと思います。

優秀な人財を「選んで」採用するためにも、各医院でポイントを抑えた新卒採用施策を行い、大量の学生名簿を獲得し、惹きつけることが重要なのは言うまでもありません。
今回は、「選べる」採用を実現するための「学生を惹きつける職場環境整備」と「学生名簿の獲得方法」ポイントを3つの要点に絞ってご紹介いたします。

①学生にとって魅力的な環境を整備する

学生が就職先を選定する際には「働く環境」を重視します。
競合と比較した際の自院の強み・弱みを把握し、採用ターゲットを定めたうえで自社の訴求ポイントを作成していく必要があります。
また、人財開発を行っていく体制を整えることも重要になります。
理念に基づいた人財開発制度を設計し、採用した人財を一貫して育成していくための体制を整えることも重要です。

とある歯科医院さんでは教育制度やキャリアステップを整備し、求職者に対して教育制度の充実度合いや医院で歩むことができるキャリアの明確化を図りました。
その結果、勉強好きな、向上心の高い求職者からの応募が増加するようになりました。

2022年新卒採用に向けて、理事長/院長に整備していただきたい環境整備ポイントは下記でございます。

・学生にとって浸透しやすい理念かどうか
・競合医院と比較した際に遜色のない給与条件になっているか
・歯科衛生士として1人前になることが想像できる研修・教育制度が整備されているか
・キャリアステップを整備し、自身の成長イメージ・収入イメージが持てるか
・モデルとなる先輩スタッフの姿がイメージできるか

②採用サイトを構築し、Web上で自院の魅力をアピールする

採用サイトをすでにお持ちである、という医院様も多いかと思いますが、
競合の採用サイトコンテンツを分析したうえで、自院の採用サイトのコンテンツ設計、ポイントを抑えた情報掲載を行う必要があります。
コンテンツとしては
(1)トップメッセージ
(2)施設紹介
(3)医院の魅力
(4)キャリアパス
(5)スタッフの声
(6)募集要項
(7)採用イベント
等を設け、自院の強みを訴求し、閲覧者の応募意欲を高めていくことが非常に重要になります。

とある医院さんでは自院の魅力を存分にアピールするために採用サイトを制作し、情報発信を行いました。

③合同説明会は準備を徹底的に行い、学生を集める

合同説明会の成功に向けては
(1)準備
(2)当日運営
(3)フォロー
の三段階にポイントを分けて、それぞれで準備や施策に取り組む必要があります。

例えばブースの設計や設立、プレゼン資料の作りこみや、呼びかけの仕方、ブースへ来てくれた人への後追いフォローなど、合同説明会への出展を選考フローへの誘導、採用へ繋げ、出展の効果を最大化していくための取り組みを進めましょう。

ある歯科医院さんではブース装飾準備や当日の役割分担・誘導フローを徹底し、多くの学生を自院のブースに誘導することができ、母集団形成に成功、「選ぶ」採用を実施しています。

 

本日は歯科衛生士採用のポイントを
①学生にとって魅力的な環境を整備する
②採用サイトを構築し、Web上で自院の魅力を発信する
③合同説明会は準備を徹底的に行い、学生を集める

という3つに分けてご紹介させていただきました。

この3つの施策についてポイントを捉えて進めていただくことでより多くの母集団形成を行うことができ、自院に合った人財を選定して採用を進めることができます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

【執筆者:横山未来】

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