生産性をあげること

皆さん、こんにちは。
船井総合研究所です。
「生産性向上」というのはメディアでもセミナーでもよく耳にしているかと思います。
ただどうやってと思う方も多いかと思います。
長年診療を実施していると余計、そのように感じる方も多くなります。

今回お話しするのは、ただただ「売上をあげましょう」ということではなく、「現状の見直し」です。
その方法として、2点お伝えします。

①今の稼働のフローを整理・改善していく
受付、衛生士業務など普段実施している内容を時系列で整理していくことが望ましいです。
そうすることで、普段当たり前のように実施していた作業を改善することが出来ます。

「新しい機器を入れて、受付業務が楽になりました」
など一部分の作業を変えるのでは大きな効果をもたらしません。
大事なのは全体のプロセスで、
それを全て考えた上で改善していく必要があります。
つまり、プロセス全体がきれいに繋がっている必要があります。

②きちんとデータを整理し、それを活用していく

データを取られ、検証している医院様も多いかと思います。
その時、ペーパーレスという考え方も大事になってきます。
データとして持っておくと、瞬時に欲しいデータをひろうことができます。
紙であった場合、探すのに時間がかかり、無駄な時間を創出するのも確かです。

勿論、データがつぎはぎだったり、統合されていないと探すのに大変になるので、
同時に整理というモノも大事になってきます。

日々診療に没頭していたらなかなか手をつけれない部分ではありますが、
早めに実施すればする程、その後の効果は高くなります。
また生産性を上げることで「診療時間短縮」といったことも考えられるようになります。

年末も近づいてきたので、
良い節目にこの部分に注力して頂けたらと思います。

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