自費歯周病治療へのチャレンジ方法
皆様、こんにちは。
いつもお読みいただきありがとうございます。
今回は、「自費歯周病治療へのチャレンジ方法」についてお伝えさせていただきます。
2018年4月の診療報酬改定では診療情報連携共有料が新設されました。
ここから読み取れることとして、国は全身疾患に対してチーム医療・医科歯科連携を推進したいということがわかります。
実際に歯周病ガイドラインにおいては、糖尿病と歯周病に相互関係があることを言い切っています。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-012.html
そのような国の方向性を受けて、歯周病治療・予防に力を入れたいという医院様が最近増えてきています。
そこで、歯周病治療に力を入れ、全身疾患に対するアプローチをしている事例を2件ご紹介させていただきます。
(1)市と連携して、糖尿病患者に対する歯周病検診の実施
市の保険課の主幹に歯周病の治療を行うことで血糖値が安定していく旨を話した所、興味を持っていただき、糖尿病の専門医である西田亙先生の本を読んでいただきました。
その結果、議会に提出し、可決されて行う運びとなりました。
来院は約5名/月で、検診後の歯周病治療は100%実施となっています。
(2)簡易糖尿病検査の実施、歯周病と糖尿病の関連性カウンセリングの開始
血糖値を簡易的に検査することをファーストステップとし、より専門的な歯周病治療を促す設計としています。
カウンセリングの中では、下記のような内容をお話しています。
歯周病がインスリンの働きを弱める
↓
インスリンが正常に働かなくなる
↓
血糖値が上昇する
↓
血管がもろくなる
その歯周病治療の受け皿として、こちらの医院様では保険の歯周病治療だけではなく、自費の歯周内科治療をしています。
さて、こうした事例をより詳しく知りたい方に向けては、この度、国際歯周内科学研究会 代表理事 津島克正様をゲストにお呼びし、「歯周内科ベーシックセミナー」を実施させていただくこととなりましたので、詳しくは下記をご覧ください。
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https://lpsec.funaisoken.co.jp/funai-dental/seminar/048839_lp/
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当日は下記のような内容をお話しいたします。
・歯周病は薬で治る?歯周内科治療とはどんな治療なのか
・位相差顕微鏡・リアルタイムPCRを活用した細菌検査方法とは
・歯周内科治療を活用した予防歯科経営とは
・歯周内科治療を効果的に導入する方法と成功事例を公開
・予防歯科経営を成功させるためのポイント
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https://lpsec.funaisoken.co.jp/funai-dental/seminar/048839_lp/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【執筆者:安井 大貴)】
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