「年間売上9億の医院を分析してみました」

先日、昨年弊社勉強会のＭＶＰとして表彰させていただいた、
熊本パール総合歯科さんの前田先生とお話をさせていただく
機会がありました。
熊本パール総合歯科グループは今期9億ペースで推移しており、
インプラントは年間600本、インビザライン150件、
マイオブレイス30件など、高い技術力に裏付けされた成果を
出されている医院です。
この実績の裏には、法人全体で統一されたカウンセリングルールや、
間違いのない歯科医師の目と腕があることに他なりません。
前田先生が時流を捉えながら、自ら研修会に出向き、
技術を取得し、それを勤務する歯科医師や従業員に落とし込む
スピードは尋常でありません。
また、この医院の素晴らしい部分は、
目に見えてわかる売上や成果ではなくその実績を創り出すまでの
プロセスにあります。
グループ全体での年間研修費の合計は2,000万を超えます。
また、法人の全従業員を集めての研修会、症例発表会は圧巻の内容であり、
「量と質、共に高いレベルを目指す」という法人理念を体現しています。
お話の中で「分院展開は目が行き届かなくなり、治療の質が落ち、
結果として業績は下がると言われているけど、私のその常識を壊したい」
とおっしゃっていたのがとても印象的でした。
その言葉を裏付けるように、熊本パール総合歯科グループでは
現在3院（9月には4院目）を運営していますが、売上規模や売上構成は
3院とも同じようになっています。
これは本当に難易度の高い話であり、一院ごとが独立しているというよりは、
物理的な距離というハードルを越えて、同じ思想と技術で提供できている
という証拠だと思います。
表現が正しいかどうかはわかりませんが、
「3つの分院ではあるが、それは場所が違うだけで
感覚的には1院を運営している」
ということなのだと思います。
また、昨今の人手不足時代にもいち早く対応されており、
昨年度もDr2名、DH6名の採用実績をたたき出しており、
今では経営の最優先事項は採用であるとおっしゃっておりました。
お話をお聞きして、熊本パール総合歯科グループの強さをまとめると
5点に集約されます。
(1)時流や最新技術を取り入れている（インビザライン、マイオブレイス）
(2)インプラントや審美補綴の成約までの流れができていること
　（ハイレベルのカウンセリング体制構築）
(3)臨床面の向上に対しての惜しみない投資
(4)採用ファースト経営
(5)大規模法人であっても治療や思想のムラが出ない運営術
まさに新しい時代を捉えている理想的な歯科医院と言えます。
ここまでお読みになって、
規模が多すぎて参考にならないな・・・
うちは矯正をしないからな・・・
うちはインプラントはしないからな・・・
と思われた方がいらっしゃるとすればそれは非常にもったいないことです。
規模や分野が違うとはいえ、
歯科医院という同じ業種の中でここまでこの医院の取り組みから
学ぶことは多いと思います。
そして、我々も多くの歯科医師、歯科医院経営者、そしてそれを支える
スタッフさんに、実際の目で見ていただきたいと考えております。
私も実際に目の当たりにして、お話を聞き、
これが今の歯科医院経営の最先端か・・・と衝撃を受けました。
また、実際に弊社勉強会の皆さんからも同様な声を沢山いただき、
そこで実際に熊本パール総合歯科グループを視察するツアーを
開催することになりました。
日時は9月26日（日）となっております。
ただ医院を見るのではなく、実際に働くスタッフさんの解説や
前田先生の講演、更には船井総研トップコンサルタントの解説付きという
豪華な内容となっております。
下記、詳細サイトになっておりますので、ご確認いただきまして
日程やご都合の確認をお願いします。
＜視察ツアーの詳細はこちら＞
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例年であれば、100名規模での開催ですが、
今回はバスや視察スケジュールの都合上、60名様限定での開催となります。
（※既に10名様のお申込みをいただいております。）
現在、弊社クライアント様を優先的にご案内しておりますので、
本メルマガをお読みの皆様は、お早目のご確認、お申込みをお勧めいたします。
どうぞ宜しくお願い致します。
【執筆者：岡﨑 晃平】

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