速報!歯科医院のSEO変動を解説
- コラムテーマ:
- 院外マーケティング
皆様、こんにちは。
船井総合研究所 歯科医院経営コンサルティングチームの歯科コンサルタントチームです。
今回は、歯科医院のSEOに関連したお話をしたいと思います。
直近の2019年3月頃に起きたグーグルの検索順位(SEO)の変動がありました。これによって検索順位が下落したホームページをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、今回の変動では特に「YMYL」という観点が大きく影響している可能性が高いといえます。
YMYLとは、Your Money ,Your Lifeの略称です。人のお金や健康に関係するジャンルのことを指し、人の人生やお金に影響を及ぼすであろう分野全般のホームページで関係がある概念です。すなわち医科や歯科といった業界のホームページは、まさにこのYMYLに該当するわけです。
昨今のSEO状況を見ていると、このYMYLという概念が歯科医院のホームページのSEOに影響を及ぼす傾向が強まっています。人の人生や健康という重要な情報を扱う歯科医院のホームページでは、掲載されている情報に専門性(Expertise)・権威性(Authoritativeness)・信頼性(Trustworthiness)が担保されていることをグーグルが判断できれば順位に好影響を及ぼします。では専門性・権威性・信頼性を訴求するにはどうしたらよいのでしょうか?それはホームページ上で歯科医師としての専門性・権威性・信頼性をアピールするような発信を行うことです。例えば、歯科医師としての講演実績や書籍の紹介などがそれにあたるでしょう(ただし、外部の取材を受けたなどの誘因性が認められるものは医療広告ガイドラインに抵触する可能性があるので注意が必要です)。
肝心なのは、継続的に専門性・権威性・信頼性を担保する情報を提供し続け、それを見たユーザー(ここでは患者様)がそれを認識するというプロセスを継続できるかどうかなのです。ホームページは決して制作して終了ではありません。食材のような“生もの”だということを理解していただき、定期的に情報を更新し続けて新鮮な状態をキープしていきましょう。
船井総研の歯科医院経営コンサルティングチームでは今後も歯科医院のSEO変動を観察し、最新情報をお伝えしてまいります。
◾️この記事を書いたコンサルタント
歯科コンサルタントチーム
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
LINEはじめました!
LINE友だち登録で、歯科経営専門コンサルタントのコラムを読むことができます!
無料経営相談受付中!
メールマガジンのご案内
歯科医院経営コンサルティングレポート~船井流1000院からの成功事例報告~
歯科医院コンサルティング実績10年! 現場で積み上げた歯科経営成功事例満載のメールマガジンです。自費UP、増患、ホームページ対策、スタッフ育成、組織づくりなど、読んだ院長だけが得をする「3分でわかるノウハウ」を大公開します。