歯科医院における宣伝広告費と費用対効果

2017年11月30日 (木)

コラムテーマ:
院外マーケティング

皆さま、こんにちは。
船井総合研究所 歯科医院経営コンサルティングチームの小川 純平(オガワ ジュンペイ)でございます。
 
私は主に集患に焦点をあてたマーケティングを担当させていただいておりますが、
その中で、日々重要視していることが“歯科医院における宣伝広告費と費用対効果”です。
 
弊社としては、歯科医院における宣伝広告費(※)は、売上に対して3~5%程度。
また、新患の患者さま1人あたりの来院コストは5,000円以内が理想と考えております。
(※宣伝広告費には看板やWeb広告費、ポータルサイト登録料等が挙げられます。)
つまり、月々10万円の宣伝広告費をかけるのであれば、
1ヶ月で20人の新患の患者さまが来院されるのが理想ということです。
 
しかしながら、この宣伝広告費はあくまでも
保険診療の患者さまに焦点をあてた集患においていえることであり、
インプラントや自費義歯、矯正といった高度治療のマーケティングには
この5,000円以内という定義に当てはまりません。
もし、インプラントや自費義歯、矯正といった高度治療のマーケティングをお考えの方は、
一度、下記のような費用対効果をシュミレーションすることを広告会社等(もしくは弊社)に
ご相談いただければと思います。
 
(例)小児矯正の専門サイトを100万円かけて作成し、Web広告をかけた際の集患と売上予測
小児矯正
 

◾️この記事を書いたコンサルタント

小川 純平

プロフィール詳細

立教大学法学部卒業。
船井総合研究所 最優秀新人賞。
入社後は主に集客(集患)・採用のWebマーケティングに従事。
Webマーケティングにおいては社内トップクラスの知識・ノウハウを有しており、歯科専門コンサルタントでありながら、他の業界からの引き合いも多く、あらゆる業種において即時業績アップに貢献。
患者ニーズ・行動心理を把握したマーケティング戦略を得意としている。
クライアントには十億円規模の医療法人も複数おり、歯科業界を代表するマーケッターとして活躍している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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