来院までの流れを因数分解‐歯科医院経営のツボ‐
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本日は神奈川県の矯正歯科医院様でご支援。
スタッフの方から「ブログ読みました」、という嬉しいお声をいただき、
「ブログやフェイスブックページは放置が一番ダメ」、
という話もしたばかりなので、早速、更新します。
この歯科医院様では、
▼ホームページのリニューアル
▼各種のツールの整備
の他に、ミーティングで矯正患者の来院~成約までの流れを整理し、
課題の抽出と対策を話し合っています。
上記のような議題をミーティングで取り上げるのも、
相談患者数が増えた時に、院内での対応が整備されていないと、
現場が混乱しますし、患者様の不満足にもつながりかねません。
そして、院長先生だけでなく、
スタッフの皆様にも最低限押さえておいていただきたいのが、
▼お問い合わせ数…電話(メール)でのお問い合わせが月間何名あるのか?
▼矯正相談来院数…月間何名が矯正の相談で来院されているのか?
▼検査移行数…月間何名が検査に移行したのか?
▼成約数…月間何名が矯正を選択していただいているのか?
上記、4つの数字です。
4つの数字をしっかりと押さえておいていただけると、
検査移行率や成約率の数字が出せるので、あいまいさがなくなるのと、
どこに課題があるのかが明確にもなります。
日々、現場で診療を続けていると、
患者様がいつのまにか離脱していることに、気づきにくい面があります。
特に、矯正の歯科医院様に関しては、
患者様にお支払いいただく単価が一般歯科様より高いので、
成約までつながるか、つながらないかで収益も大きく変わります。
相談患者数を増やすということにだけ意識が集中してしまうと、
ただ、忙しくなりすぎて、実際に来院してからの対策がおざなりになりがちです。
そのためにも、来院までの流れを分解していただき、
それぞれに対しての課題をスタッフ全員で共通の認識とし、
対策を打っていくことが必要になります。
そのような取り組みをより効果的にするためにも、
まずは、数字をしっかりと管理することから、始めていただければ幸いです。
◾️この記事を書いたコンサルタント
歯科コンサルタントチーム
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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