~最低賃金改定から読み取る採用動向~
- コラムテーマ:
- マネジメント(採用 教育)
皆様、こんにちは。
船井総合研究所歯科チームの歯科コンサルタントチームが担当させていただきます。
我々、歯科人財開発チームでは、日々全国の歯科医院様で、採用を中心に組織活性化のお手伝いをさせていただいております。
今回のテーマは「最低賃金改正から読み取れる採用動向」です。
2017年の地域別最低賃金が発表されました。
各都道府県別で賃金が発表されているので、自院の周辺地域賃金は確認しておく必要があります。
下記は最低賃金上がり幅をまとめたものになります。
昨年対比 | 都道府県 |
A (+25円) |
千葉、東京、神奈川、愛知、大阪 |
B (+24円) |
茨城、栃木、埼玉、富山、長野、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、広島 |
C (+22円) |
北海道、宮城、群馬、新潟、石川、福井、山梨、岐阜、奈良、和歌山、岡山、山口、香川、福岡 |
D (+21円) |
青森、岩手、秋田、山形、福島、鳥取、島根、徳島、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
全体的に引き上がっているのはひと目でわかります。
各地域の最低賃金は厚生労働省のホームページにアップされております。
ここで注目すべきは「賃金格差の拡がり」です。
A地域とD地域を比較してみます。
Aの東京は907円、D地域の鹿児島は694円。
差が200円以上も拡がっています。
にも、関わらず賃金伸び率は東京の方が大きい。
すると、ますます賃金格差が拡がっていきます。
賃金格差が拡がり続けるとどんな問題が発生するのか。
それは、「人財の都心部集中現象」です。
賃金が高い都心部へ労働者が流れていってしまい、地方の人財が流出してしまうことになります。
そんな状況下、採用を成功させるためにはどんなことをしていけばいいのか。
それは、「歯科医院のブランド力の強化」です。
賃金だけではなく、歯科医院で働くことでしか得られない非金銭面での魅力を打ち出していくことが非常に重要になってきます。
一度、自院の医院ブランド力は何があるのか、この機会に一度考えてみられてはいかがでしょうか。
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◾️この記事を書いたコンサルタント
歯科コンサルタントチーム
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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