かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)の届出を出すために
- コラムテーマ:
- 保険診療 (増患 集患)
皆さん
こんにちは。
船井総合研究所の矢田です。
弊社のクライアント様の中で最近「か強診」の届出を出すために、
「どうしても一件だけ訪問診療を行いたい!」
「これを契機に本格的に訪問診療を始めていきたい!」
という方が増えております。
本日お伺いした医院様でも、訪問診療の実績を作りたい
という話をここ数か月していましたが、以前義歯を製作した
患者様で介護施設に入居された方がいらっしゃり、
ご家族から「入れ歯の調整をお願いしたいが、介護施設に入居したためどうすればよいか」
という問い合わせが入り、運よく訪問診療の実績獲得につながりました。
ただこのようなケースはまれで、訪問歯科の実績を作るのに苦労されている方や、
訪問歯科を行うことのハードルを感じ届出を諦めてしまっている方も多いかと思います。
このようなまず「何とか一件だけでも訪問診療を行いたい」
という方には既存患者様へのアプローチの強化をお勧めしております。
例えば問診表で同居している家族構成をお聞きし、
訪問歯科対象者がいるかをヒアリングし、
もし対象者がいれば訪問歯科の利用を促す。
また継続的に通院している方でもヘルパーさんに付き添いをお願いしていたり、
杖を使っていらっしゃる方に訪問歯科の利用を促す等、
意外と身近なところからアプローチが可能です。
今後こういった「か強診」届出提出のための訪問歯科導入の
マニュアルの販売等も弊社で予定しておりますので、
またこちらも完成次第ご報告できればと思います。
◾️この記事を書いたコンサルタント
矢田 琢朗
「治療技術は一流でスタッフの方々に対する愛情もあるのに、そのことを上手く伝えられていない院長先生が圧倒的に多い」。コンサルティングの現場で感じた経験から、院外・院内での情報発信、先生とスタッフの円滑なコミュニケーションを図り、先生の思いを実現できる医院の姿を目指していく。先生、スタッフ、患者さま、それぞれの間に入り、「つなぐ」ことをコンサルティングの信条としている。
ブログ:“元ボクサー”矢田琢朗の情熱日和
http://ameblo.jp/t-yada/
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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